銀河帝国

mixiのコミュニティで運営中の自作無料ゲーム「ガンダムディプロマシー」とiPhoneアプリ「銀河帝国」のページです。

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【日記】ビンボーひまなし

ああ、忙しい。

仕事は、掛け持ち。

家族サービスは、三浦の魂。

ブログは、みっつ。内容は拙いけれど。

運営しているガンダムゲームは、とりあえず発送遅刻はなし。ごめんなさい、文章は寝ながら書いてます。

新ゲーム‘ウィザードリィ’制作、あんまり進んでません。参加者さんも集まってません。でも、心の病を持つプレイヤーさん専用で行きます。うまくいけば、ですが。

読書…の時間がなかなか持てず、枕元に古本が少し積んであります。妻からの誕生日プレゼントは「アダム・スミス」「西部戦線全集」「ガンダム人物録」でした。三浦には過ぎた妻です。ありがとう。

筋トレは続けてますが微妙です。ただ、昔入ったジーンズは着られるようになりました。

息子は最高にカワイイですが、口癖が「とーさんぶさいく~」です。言い返しますがー。

ああ、楽しい。
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  1. 2008/05/31(土) 21:26:48|
  2. 日記
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【ガンダム】潜む者たち

ジオンサイドでプレイされている蒼き死神さんが書いてくれました。0083モードに突入しています。

※※※※※※※※※※

 U.C.0079も終わるころ、ジオン軍は地上の拠点を捨てて宇宙に舞い戻ったと言われている。だが、全ての兵が宇宙に帰ったわけではない。地下に潜伏し、ゲリラ活動に諜報活動、妨害など、未だ多くのジオン兵が地上で連邦政府に戦いを続けていたのだ。
 南米。元々は連邦政府の中枢であったジャブローが存在していた地域は、ルナツー落着の結果巨大なクレーターへと姿を変えたが、度重なる地殻変動と地震によって外海と続いてしまい、今は巨大な内海となっていた。
 その内海を静かに進むものがあった。ジオン潜水艦隊所属、ユーコン級潜水艦であった。
「ポイント2066、予定通りです」
 オペレーターの言葉に、艦長は時計を確かめた。予定通りに進んでいる。
 彼らは先日、連邦のトリントン基地で開発された新型MSの奪取に成功したジオン軍エース、アナベル・ガトー少佐を機体とともに回収し、連邦の追撃を逃れて友軍との合流を目指していた。
「艦長、何事か?」
 ブリッジのドアが開き、件のガトーが部下のカリウス軍曹とともに入ってきた。
「お呼びたてして申し訳ありません、少佐」
「本艦のスケジュールに変更でも?」
「いえ、本艦の航行に問題はありません。このまま合流ポイントに向かっても問題はないでしょう。ただ・・・」
「ただ?」
「上と連絡がとれなくなりました」
 ガトーはブリッジの天井を見上げた。その遥か先、衛星軌道上の友軍艦隊が敗北した事実を、彼らは知らない。
「このまま合流ポイントに向かう」
 しばし沈黙した後、ガトーは艦長に告げた。むやみに宇宙と通信をすることはできない。ならばガトーにできることは、友軍を信じることだけだった。
「それで? 他にもあるのだろう?」
 命令を復唱する艦長の表情に、別の不安要素を見つけたガトーが問いかける。艦長は難しい顔をして、手にしていた報告書をガトーに差し出した。素早く報告書に目を通したガトーの表情が微妙に緊張する。
「・・・北米で連邦の動きが活発だと?」
「はい。それもキャリフォルニアベースではなく、内地で」
 報告書には、北米で連邦の輸送機の往来が激しくなっていること、警戒網が厳しく、近寄るのも困難だということが書かれていた。
 ガトーの視線をうけて、カリウスが初めて言葉を発した。
「可能性は2つあると思われます。1つは、地下でなにかを・・・この戦争に勝利するための新型兵器を開発している。2つ目は、大規模な陽動」
 ガトーは頷いた。
「艦長、我々の行動に支障は?」
「派手に動かない限りは、北米の部隊とぶつかることはないと思いますが・・・ただ、トリントンから新型MSが奪われた情報は伝わっているでしょう。潜水艦で逃走したことも。海岸線の警備が厳しくなっている可能性は高いと思われますが」
「最悪、あれを使いますか?」
 カリウスの言葉にガトーは首を振った。あれ、というのはガトーが奪ってきた新型のガンダムに搭載されている核弾頭のことだ。確かにあれを使えば、連邦がどれほどの大部隊を差し向けてきても怖くはないのだが。
「我々の目的は、核弾頭の存在を地球圏全域に公表し、連邦の偽善を世に知らしめることだ。北米部隊の殲滅が目的ではない」
「では、当初の予定通り、合流ポイントを目指します。北米軍がカナヅチであることを期待しましょう」
 艦長の言葉に、ガトーは静かに頷いた。
 ユーコンは静かに死んだ内海を進んでいく。自分達の行く先に待つものが敵か味方か。この時は、誰もわからない。

  1. 2008/05/31(土) 03:53:51|
  2. ガンダム
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【雑感】魔術士、芸術家、預言者

以前三浦が書いたとおり、北米(アメリカ)への輸出の低下を日本はロシアを始めとする新興国への輸出で補おうとしているようです。新興国における需要が増していることが原油高を生んでいるならば、その需要はまさにビジネスチャンスでもある訳です。

そう考えると、今後の世界経済はああなるこうなると言い続ける経済学者という仕事は、まるで預言者のようだと思ったりします。

たまに、ハズレるし。(笑)

また、不穏当な表現とは知りつつ、「戦争芸術」という言葉がある通りに、歴史上の超一流の軍指揮官を見るとまるで芸術家のようだとすら思う時があります。
己の描いたグランドデザインを、微調整をしながら地上に現実化させる。敵の動きを、誘導し読み切り、味方の被害を僅少にし敵戦力を粉砕する。

というならば、外交官は魔術士・言葉の魔法使いとでも言いましょうか。彼らの合意により、まるで魔法のごとくこれまで不可能だったことが可能になったりします。逆もしかり。「信じられない」ことをやってのける人種に他なりません。これまた、相手の出方を読み切り、あらかじめ相応の手札を用意し、最後には気迫で取引を成立させる。

ああ、こういう人種に生まれたかったと思います。(溜息)
  1. 2008/05/30(金) 09:30:13|
  2. 雑感
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【ガンダム】宿命の血族

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第三十六ターン、ニ月下旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、マドラス、ベルファスト、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、リボー、???。(ルナツー降下によりジャブロー消滅。ソーラレイによりオデッサ消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、フォンブラウン、ソロモン、サイド7、グラナダです。
(前回まで)
※※※※※※※※※※※※※
『君は生を容易にしたいか。それならば常に群集のあいだにとどまれ。そして群集と一緒になっていて、我を忘れるがよい。』 -ジオン・ズム・ダイクン

ミハル・ラトキエはベルファストの浜辺を自転車で走っていた。ジオンの女スパイである彼女は、この北アイルランドにある静かな軍港が宇宙におけるサイド6と共にジオンと連邦が死力を尽くして攻防を繰り広げるようになってから休む間もない。いやほんの一時だけ、この基地をジオンが制圧した時は彼女の仕事は少なくなるかのように見えたが連邦が間を置かずに逆襲に転じてからはジオンは猫の手でも借りたいほどの状況におかれたようだった。

 自転車の買い物カゴが揺れる。
「なんだってこんな時に…!」
今夜は義妹のミリーの誕生日をささやかに祝うはずだった。連邦の陸海空からの波状攻撃が止んだ隙に買い物に出掛けて間もなく、司令部からの通達が届いたのだ。

『連邦が使用している我が軍の兵器、MSM-04アッガイは奪われたものか連邦が生産したものか確認するため、一枚でも多くの写真を撮影せよ』

ミハルは、ひしゃげた鉄板の残骸に身を寄せると撮影を始める。海の戦いは、ジオンのズゴックと連邦のアッガイ、その上にはジオンの足付き壷型MAアッザムが単独で連邦の無数の航空機相手に奮戦を続けている。まるで怪獣映画だ。
ミハルがあるていどの枚数をカメラに収めて発信し、買い物に戻ろうとしたその時、突如海中から灰色のMSがミハルに背中を向けて姿を現した。
「なに、なに、なんだってんだい!?」
わたわたと自転車を起こそうとする前で、そのMS「G3ガンダム」はゆっくりとゆっくりとこちらに倒れてくる。

ズ、ズゾォォォ…

ミハルが安全な所に逃げてから少したって、そのガンダムは低い地響きとともに仰向けに倒れる。ほどなくして、コックピットが開いた。
 「あれが例のガンダムってやつかい…」
買い物カゴから銃を取り出すと、慎重にコックピットに昇る。これを手に入れることができたなら、まさに大手柄である。そこには、若い連邦の男性兵士が血を流してうなだれていた。肩に触れてみる。
「ウッ…!」
まだ生きている。ミハルは迷った。彼女はスパイの仕事をしていたが、今は亡き母親がサイド3の出身だからということで協力しているだけに過ぎず正規兵ではない。従って戦闘訓練なども受けていない。ならば、司令部に連絡をするか。ミハルがそう考えを決めた時、その兵士はうめき声を上げ目を覚ました。
 「グッアッ…こ、ここは」
ミハルはとっさに銃をしまう。カメラを接続状態にして陰に隠した。味方が見つけてくれるかもしれない。
 「アンタ、連邦の兵士さんだろ?大丈夫かい?」
「だ、大丈夫だ…ぐっ!」
「だいじょうぶなもんか…手当てしてあげるよ、ほら、きなよ」
 「味方は?友軍は」
 「撤退したよ、アンタを置いてね」
そのパイロット、シロー・アマダはG3の通信機能が故障してしまっているのを見てとった。味方はシローが撃破されたと思い後退したのだろう。だがカレンやサンダースたちが自分を見捨てるとは思えない。ここは一度身を隠す必要があるだろう。
「わかった、頼もう。俺は連邦軍第七師団所属、シロー・アマダ中尉。…あなたの名前は?」
 「あたいはミハル・ラトキエさ。自分で出られるかい?中尉さん」
 シローは自動操縦でG3を海中へと隠すと、ミハルの後に続いた。


夜、丘の麓のミハルの家。
「そうか、ご両親ともに、あのルナツー落着で」
ロウソクの明かりが揺らめく。灯火管制が敷かれこれ以上の明かりは点せない。左手を包帯でぐるぐる巻きにされたシローは、じゃがいもを剥くことすら手伝えずこの若い一家の話しを聞くことに努めることにした。
 ミハルはミハルで、半ば作り話しを広げる。母親が元ジオンのデギン・ザビ公王の侍女だったなど、言うべきではないしまた誰も信じない。ふいに、玄関がノックされる音がした。
「は~い!!」
(なにボヤッとしてんだいシローさん!早く隠れて!ジル、ミリー、頼んだよ、地下道を案内するんだ!)
「はいはい、どちらさまでしょう?」
ミハルが玄関を開けると、そこには三人のジオンの海兵隊員たちが立っていた。真ん中には冷い感じの長い黒髪の美女がミハルを見据える。三人はすぐに、片膝をついた。中央の女が言う。
「お迎えに上がりました。ミハル・ザビ様」
「え…ええと」
女はすぐに立ち上がる。
「私はジオン海兵隊特殊部隊‘パープルレオパード’を率いますシーマ・ガラハウ大尉です。御見知りおきを。ミハル様の護衛を命じられました」

宿命の血筋。ミハルは、ついさっきまで一緒にいた血の繋がらない妹と弟の顔を思い出すと、心を決めたのだった。
  1. 2008/05/29(木) 04:26:38|
  2. ガンダム
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【雑感】続・終身奉仕刑

三浦は以前重いうつで苦しんでいた際、毎日毎日、来る日も来る日も、

「死んで楽になりたい」

と思い続けて苦しんでいた時期があります。つまり、人によっては「死ぬ」ということは刑罰苦役、恐怖の対象ではなく希望や解放になりうると思えるのです。

重犯罪者に、刑罰としてその望みを叶えてあげる必要がどこにあるでしょうか。

ちょっと明確には覚えていないのですが、マンガ蒼天航路の曹操は「過酷に生きるには死ぬより力がいる」などといい、センゴクの信長は「過ちを犯した時、死してその責を逃れるか生きて挽回するか」があり、いかに挽回をするかが武士の本分だと言っています。

『過ちを犯して改めざる。これを過ちという』

死んで楽になる。それを果たして許していいのか。このあたりは三浦自身の思いを含め、思案を続けている所です。
  1. 2008/05/28(水) 12:59:26|
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【雑感】‘首脳会談’

TICAD・アフリカ開発会議が始まるようです。福田さんは参加諸国それぞれとの会談をもたれるとのこと、強く期待しています。

まったくの私見ですが、首脳会談というものはまず、相手国元首のごく身近な話題をジョークとして挙げるのがセオリーではないかと思います。これにより、

1 和やかな会談を望める→NOと言いづらい

2 初対面ですが、あなたのことはよく知ってますという礼儀→日本の情報力を侮るなかれ(含ブラフ)

といった先手を打つ訳です。
  1. 2008/05/28(水) 02:52:17|
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【雑感】横田めぐみさんとキムヘギョンさんについてのひとつの仮定、というより妄想?

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん。そしてその娘さんであるキムヘギョンさん。

今も、お元気であることを心より願います。

そして…三浦はひとつの疑念、いや、ほとんど妄想と言える可能性を考えてしまっています。

『キム・ヘギョンさんの父親は、金正日氏なのではないか』

です。我ながらバカバカしいとは思いますが…

その理由は

1 横田めぐみさんは美人である
2 金正日氏は「喜び組」などの存在からして好色に外ならない
3 キム・ヘギョンという方の憂いのなさ。極めて健康そうであり、快活であったことから類推する育ちのよさ
4 将来の夢を聞かれ、嬉しそうに金日成大学(正確には忘れたが、そんなような北最高な大学)から党へという希望を自然に述べた。それが北のいわゆる半日本人の「成分」(出身による身分制度)で可能ということになる
5 日本に住むことについて、「父親が許さないだろう」と同席していない父親のことを自然に述べた
6 詳しくは覚えていないが、横田さん夫妻が北に会いに行った際、空港までついてくる等々自由な行動をとりまったく北政府等を恐れている雰囲気がない
7 その後、別に会見を行った、北の工作員だという父親はどうみても似ていないし、発言も不明瞭だった
8 発表された横田めぐみさんの北における写真は修正された形跡がある。なにかを隠蔽しようとしたのではないか
9 横田めぐみさんは「うつ」で自殺したと言う。存命を信じているが、本当に「うつ」にかかったとするならば、その理由はどういうことか。帰国された他の拉致被害者さんたちには(うつ)という話しは聞かない


といった感じでしょうか…以上、個人的妄想として記しておきます。問題でしたら非常に申し訳ありません。拉致問題の一刻も早い完全解決を祈っています。
  1. 2008/05/27(火) 09:35:48|
  2. 雑感
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【雑感】終身奉仕刑

死刑に代わるものとして「終身奉仕刑」の導入を唱えています。

基本は4K(キツイキケンキタナイケッコンデキナイ)の極みをシベリア送り風にといったイメージですが、一部模範囚には技術を磨いてもらい、造園や工芸、彫刻など文字通りのボランティア活動に獄中にて生涯を捧げていただくのもありかなと考えています。
  1. 2008/05/26(月) 07:05:51|
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【ガンダム】予感、もしくは・・・

ジオンサイドのガルマ司令こと蒼き死神さんが書いてくれた戦況です。

※※※※※※※※※※※

 パトリシア・ハックマンはオッゴのコクピットにあって、目の前の戦略モニターを凝視していた。月軌道を出てから行われている模擬戦の様子がそこには映されている。適役のハズベル大尉のザクⅡFZを狙って、3機1組となった仲間達が攻撃を繰り出している。
 最初こそ3機1組で敵1機を相手にするフォーメーションに不満の声が漏れたものだが、今や学徒全員が沈黙してしまっており、不満の声など朝日に照らされた氷のように溶けて霧散してしまっていた。
(格が違う)
 そう認めざるを得ない。大尉はバーニアを噴かすことなく、AMBACによる姿勢制御のみで、オッゴの攻撃をすべてさばいている。連邦兵が全員このレベルではないだろうが、パトリシアならずとも圧倒的な力量差を前に沈黙するしかない。
『よし、そこまで』
 大尉の声に、パトリシアはモニター左上にあるカウンターを見た。30秒が経過していた。30秒後には敵に援護が入るという設定なので、撃破できなかった場合は後退して、態勢を整えることになっている。
『次、第6小隊』
「は、はい!」
 パトリシアは僚機とともに大尉のザク目がけて攻撃を開始した。散開し、全方位からの射撃戦に移る。本来ならばペイント弾による攻撃になるところなのだが、今回の作戦ではオッゴの武装は全てバズーカとロケットランチャーに統一されている。そのサイズのペイント弾など無いので、今回は射撃用のレーダー波の出力を上げ、指向性をもたせて目標を照らし出すという方式を採っていた。照らされた部位、タイミング、時間をコンピューターが計算し、被害を算出するのだ。
 とはいえ、当たらなければそれも意味がない。第6小隊の攻撃はことごとく空を切っていく。ザクを撃破することに没頭してしまったパトリシアは、突然の警報音にフォーメーションを崩していたことを知らされた。僚機が目前に迫っていた。
 ぶつかる! そう思った時、パトリシアの身体は無意識に動いていた。信じられない速度で操縦桿を動かすと、機体を寝かせるように傾けて僚機と高速ですれ違う。
 瞬間、パトリシアの脳裏で見えないはずのザクの姿が映った。考えるより先に、オッゴに急制動をかけ、あり得ない角度で僚機の陰から飛び出した。急激なGに意識を持っていかれそうになりながら、パトリシアはモニターにロックオンの表示を認めた。そのままトリガーを引く。
 通信機がどよめきに満たされた。モニターにはザクⅡFZの「小破」判定が出ている。模擬戦が始まって、初めて大尉に命中させたことになる。
『017号機。今の攻撃はどうやった?』
 突然ハズベル大尉に問われ、パトリシアは混乱した。まるで実感などないのだ。しばらく考えてみたが、上手く返答できるはずもない。
「・・・わかりません。無我夢中でしたので」
『いい答えだ。正直でなによりだ』
 パトリシアの返答に、ハズベルの声は少し笑っているようだ。どうやら、マグレなのはお見通しらしい。
『だが、攻撃までも正直である必要はないぞ。相手の裏をかく工夫も必要だ。マニュアル通りの攻撃は、参考程度にしておけ。よし、次は第7・・・いや、少し待て』
 音声が途切れた。ハズベルだけが通信を切り替えたらしい。通信機には仲間からパトリシアを称賛する言葉があふれたが、彼女の気持ちは晴れなかった。訳もなく、悪寒が背筋を駆け上っていったのだ。嫌な予感がしてならない。
 どれほど経っただろう。ハズベルの声が聞こえてきた。
『予定を変更する。全機帰還せよ。パイロットは交代で食事とシャワーを済ませろ。以後は第2次警戒態勢にて待機だ』
 近く敵との遭遇が考えられる時に発令される第2次警戒態勢。2度目のどよめきが通信機を駆け抜けていった。

「隣、いいかな?」
 パトリシアに声をかけてきたのは、同僚のヒルデガルドだった。学徒兵に女性兵士は少なく10人に満たない。数少ない同性が友人になるのに、時間はかからなかった。
 MAビグ・ラング内の待機ルーム。緊急出撃が予想される場合、パイロットはここで待機するよう義務付けられている。必要最低限の設備と仮眠用の簡易ベッドしか用意されておらず、艦の私室に比べるべくもないが、戦闘になれば、ここに腰を下ろすこともできなくなるという。
 あれから1日。よく眠れたとは言えない。
 ヒルデガルドはパトリシアにドリンクを差し出しながら、口を開いた。
「パティ、信じられる?」
「・・・大尉は嘘がつける人じゃないわ」
 昨日の大尉の発表を思い出して、パトリシアはこめかみの辺りを揉みほぐした。頭痛を感じずにはいられない。
『ガルマ大佐率いる衛星軌道上の部隊が全滅した』
 飾りもなく、簡単な発表は、パトリシアならずともすぐには理解できなかった。
 部隊は目標を変更して、衛星軌道上から脱出してきた部隊の回収と保護に向かっていた。ガルマ大佐の安否は、未だ不明である。
「敵は・・・また新型を出してきたのかしら」
「かもしれないわね。ねえヒルダ、私思うんだけど・・・」
 パトリシアの言葉は、警報によってかき消された。二人は飲みかけのドリンクをダストBOXに投げ込むと、競うように自機へと駆けて行った。

 結論から言うと、戦闘は発生しなかった。脱出してきた部隊を追撃する連邦軍は確認できたが、パトリシア達の接近を知ると、即座に反転、後退していった。
 だがそれは、結論が先延ばしになったにすぎない。近く大規模な戦いがあるだろう。そしてその渦中に自分が身を置くであろうことを、パトリシアは理屈でなく感じていた。
  1. 2008/05/25(日) 04:15:49|
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【日記】刹那

三歳の息子のひだりほっぺとみぎのほっぺに、三浦と妻で、キッス☆照れる息子。

生きていて、本当に良かった。

でも、こんなことをさせてくれる時は、あとどれくらいだろう。
  1. 2008/05/24(土) 13:35:40|
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【雑感】大場より急場

「大場より急場」という囲碁の格言があります。
碁打ちの福田さんは「優先順位」という言葉を口にされますが、まさに政治において優先順位を考える基準に当て嵌めていいのがこの「大場より急場」なのではないかと思います。

まずは、「大場」とは何でしょうか。それは、手を打つと(手段を講じると)利益の大きい一手のことです。それも、盤上に複数の「大場」があった場合にはより大きい「大場」に打つことがよいとされています。これを「大場先占」といい、後手に回った側は不利な戦いを強いられることになります。

「急場」とは、早急に一手を打たなくては取り返しのつかない、あるいは大損をしてしまう手のことです。急場を見逃し先に打たれてしまうと、自陣崩壊・大石が殺されるなどしてそこで投了になってしまう可能性すらあります。

囲碁という遊びは常に形勢判断が求められ、「どっちの大場が大きいか」「自分の、あるいは相手の急場(急所)はないか」などを考え続ける訳ですが、福田さんはまったく、その通り順序立てて手を打っているように思います。食料の増産転換、消費者庁、東シベリア開発…

いずれも、天下百年の計と三浦には見えます。内閣改造が果たされれば、さらにその真価が発揮されることでありましょう。もちろん…次期衆議院選挙が冷酷な裁きをこの国の未来に下すまでは、かもしれませんが…(慟哭)
  1. 2008/05/24(土) 04:03:43|
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【日記】「三浦介」の由来

三浦は、同じハンドルネームをずっと使い続けています。まれに本名かと思われますが、違います。(苦笑)

その由来についてしあせさんから聞かれたので書きますと…もとい面倒なのでリンクを張りますと…

http://jig136.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0519Z0vv3GzSww4l/0?_jig_=http%3A%2F%2Fedb.kulib.kyoto-u.ac.jp%2Fexhibit%2Ftamroll%2Fframab.html&_jig_keyword_=%8EO%89Y%89%EE&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsbs.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsbs%2Fpcsite%2Fsearch%3Fp%3D%258EO%2589Y%2589%25EE%26b%3D61%26ss%3D&_jig_source_=srch

http://jig124.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0519E4XxGZ3LqBk9/0?_jig_=http%3A%2F%2Fkagura.to%2F%7Ekinshiyou%2Facco.html&_jig_keyword_=%8EO%89Y%89%EE&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsbs.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsbs%2Fpcsite%2Fsearch%3Fp%3D%258EO%2589Y%2589%25EE%26b%3D21%26ss%3D&_jig_source_=srch

といった感じですね。日本の妖狐「玉藻前」を退治したとされる東国の武士が「三浦介」であり、実はその二人は恋に落ちていて子を成しており、そのまた子(つまり孫)が三浦介こと三代目玉藻前三浦介稲史という設定です。もともとは、TRPGガープス妖魔夜行というゲームのためにこしらえたキャラの設定です。

発想は、ルパン三世。アルセーヌ・ルパン、ジャン・ルパン、ルパン三世。二代目のジャンはカリオストロ伯爵夫人との子で、初代アルセーヌと対決もしていたはずです。

ああ、そういえばマキャベリは、政治家は獅子であると共に狐であれとかなんとか言っていたはずです。敵から身を守るためには獅子であり、罠から身を守るためには狐であれと。自身だけでなく、味方や自国にとってもそうだと思います。
  1. 2008/05/23(金) 04:13:11|
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【雑感】ギョーザ問題に関するひとつの仮説

ギョーザ問題に関して、三浦はかねてよりひとつの可能性を考えていました。何の証拠もないことであり、ただの空想・想像かもしれませんが…

『ギョーザ等の入ったダンボールを開けて農薬をぶちまけたのは、中国の反日または反中共検疫官グループ』

とする仮説です。だから、北洋食品の工場や流通ルートなどをいくら探しても見つからないのだ、という訳です。

反日でなく、中国共産党政権の信頼失墜を狙う反体制グループの仕業だった場合、事態は複雑になってくるかもしれません。
  1. 2008/05/22(木) 14:04:42|
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【ガンダム】陰中の陽、陽中の陰

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第三十五ターン、ニ月中旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、マドラス、ベルファスト、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、リボー、???。(ルナツー降下によりジャブロー消滅。ソーラレイによりオデッサ消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、フォンブラウン、ソロモン、サイド7、グラナダです。
(前回まで)
※※※※※※※※※※※※※
ミライは、ゴップ提督の司令室のドアをノックする手を止めた。

(中で、わたしのことを話している…)

ドアの隙間から漏れ聞こえる声。提督と…カムラン・ブルーム?

「…そんな、話しが違うではないですか!提督!」
「時代が変わった、ということかな。ヤシマ派は、コウジ前大統領が亡くなられてからというもの勢いをなくして今ではみるかげもない」
手元の資料から目を話さず、着席したままでゴップは言う。早く帰ってもらいたいという態度が見てとれたが、カムランの父は未だ連邦の要職にある。連邦軍大将にして総司令代行となったゴップとて無下にはできない。…残念ながら。
「父からは…何も聞いていません」
うつむきかげんのカムランは、動揺を隠さずに言う。前大統領が連邦市民の直接弾劾で席を追われて以来、連邦内の対ムンゾ融和派を率いていたのが父のオマル・ブルームだった。カムランが中立サイドに送られたのも当然その意図がある。
「まあ、最新情報だからな。いずれキミの所にも連絡が行くだろう。知ってのとおり、イズルハは有能な男だ」
ゴップは、NT1‘アレックス’をこのサイドまで無事に運んだエージェントの名を出す。カムラン同様、連邦に籍を置かない連邦の者である。

「レディが立ち聞きとは、関心しないね」
「スレッガー中尉!」
ドアがわずかに開いていたのはカムランの仕業だろうか。ゴップはやはり資料から目を離さずに二人を部屋に入れた。
(連邦軍臨時本部オデッサ、ジオンのコロニーレーザーと思われる兵器により消滅。レビル総司令以下生死不明)
ジャブロー、ルナツーに続きオデッサ。ゴップは長らくマドラス基地にありその難を逃れたが、今最前線であるサイド6‘リボー’にいる訳であり幸運なのか不幸なのかは判別しづらい。が、何事にも同じずに情況を瞬時に把握する能力をして、ゴップを戦術級の指揮にかけてはレビル以上と評する向きは多かった。
ゴップはさらに資料を読み進めながら三人に話しを始める。連邦軍総司令代行及び最前線基地司令に一度に着任したばかりの彼には、時間がいくらあっても足りない。
「カムラン君、その話しはまたいずれしよう。イズルハよりお父上からの手紙などもあるだろう」
「し、しかし…」
続けようとするカムランをスレッガーが止める。
「おおっと、そこまでだ。あんたもいい大人なんだろう?」
カムランははっ、とした顔でスレッガーを見ると、うつむいているミライの方をみやり一礼して立ち去った。
「あれはあれで、いい男なのだがな」
ゴップは初めて目を上げた。
「本題に入ろう。諸君らも知っての通り、オデッサの連邦軍臨時本部がジオンの攻撃により失われた。いま、かねてより計画の極秘新本部への移設を実行しておる。この新本部には星四号作戦と称して有力な宇宙戦力が準備されておる訳だが…」
ミライは耳を疑う。はじめて聞く話しばかりだ。
「我々に、それらが完成するまでの囮となれと?」
大将の話しに割り込む中尉もそうはいない。
「いや…この戦力も囮に過ぎん。本人たちは思ってもみないだろうがな」
スレッガーは口笛を鳴らした。ゴップは気にせず続ける。
「ガンダム開発計画。これで、ジオンの息の根を止める。完全にな」
スレッガーは片眉を吊り上げた。ゴップはおもむろに立ち上がると、さらに続ける。
「東南アジアの奥地、ラスト・リゾートと呼ばれた所で、ジオンのフラナガン機関というニュータイプ研究所で開発されたとおぼしき少年たちが保護されてね…ホンコンシティの研究所を経由して、北米へと移送される予定だ」
自らインタントコーヒーを入れるながらゴップはそう言った。二人にはすすめない。猫舌なのか、ブラックのまま簡素だが機能的に見える机の上に置く。少し、目を細めた。
「時間もないことだ、わかりやすく言うとだな。今北米にある秘密基地で、百機を越えるガンダムタイプに同じ数のニュータイプが準備されている。そして彼らは、中核となる一機のもとひとつに統率された意識において各個に戦術的判断を下すことが可能とされている。ジオンが使っているサイコミュなど、ものの数ではないということだ」
ここでミライが初めて口を挟む。
「それで提督、我々の任務は」
スレッガーもいつもの作った笑顔を取り戻す。
「ひとつにはゼロ・ムラサメ。初めてに開発された強化人間だ。彼が実戦に耐え得るか、どこまでの能力を発揮するのか調査すること。もうひとつは、先に捕獲したジオンのニュータイプ、ララァ・スンの北米への護送だ」
「わかりました、やってみます。ララァちゃんのことでしたら、セイラ・マス少尉が志願しています」
「うん、任せる」
初めての多い会談だったが、ミライはゴップの使った「捕獲」という言葉が妙に気に触った。


ララァ・スンはアルテイシア・ダイクンと接触するなり、感じる。
(このひとも、そう…と、いうことはお父上も…)
「はじめまして、セイラ・マス少尉。それとも、アルテイシア・ソム・ダイクンとおよびするべきかしら?」
「好きに呼びなさい。ララァ・スン」
高飛車な物言いは気に入らない。この二人の女の間にはやはり二人の男が介在していた。
「お父上も…ニュータイプだったのではなくて?」
アナハイムが手配した中立船が宙空を滑る。ジオンによる地球封鎖は弱まっていた。セイラは後ほど手動での操舵も行う予定である。
「それは…義理の父ジンバ・ラルだったら知っていたかもしれないけれど…今それがわかるのは、側近だったデギン・ザビかマハラジャ・カーンくらいでしょう」
「大佐なら…貴女のおにいさまなら…その可能性を知ったなら」
「会いに行くでしょうね」
いまさらながら、セイラ自身記憶をたどってみる。だが心あたりはない。
「お父上は…ジオン・ダイクンは、ニュータイプとの共存をオールドタイプが拒絶することを確信していたのよ。自らの経験と感覚から。でも、それをそのままうったえても誰も聞いてくれないこともわかっていた」
セイラは牢の中の少女をいぶかしむ。この娘はどこまで知っているのか。
「それなら、父の言うスペースノイドの独立って」
「ニュータイプの居場所を作って、アースノイドとの棲み分けを実現しなくては悲劇が始めると考えた…わかりあえる人間とそうでない人間と…」

わかりあえるはずのニュータイプのこの二人に、うち続く悲劇を演じることを止めることはできそうになかった。
  1. 2008/05/22(木) 04:05:11|
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【歴史】‘1905年1月’

重複エントリーになります。申し訳ありません。

ここしばらく、三浦介の興味を引き付けて離さない日付があります。

‘1905年1月’

です。もしお時間ありましたら皆様、上のキーワードで検索をかけてはいただけないでしょうか?


概ね、得られる情報は…

『日露戦争、日本軍旅順要塞を攻略』
『ロシア、血の日曜日(第一革命』
『日本、竹島を領有』

といった感じになります。時系列もこの順番です。

では、もう少し広く‘1905年’では?

『日本海海戦、日本連合艦隊、対馬沖にてロシアバルチック艦隊に完勝』
『ポーツマス講話条約、日露戦争終結』
『桂・タフト協定』
『第二次日英同盟』
『第二次日韓協約』

といった出来事がありました。

どうしても、この流れが気になるのです。日本海海戦は実際に竹島の近くでも戦われており、旅順が陥落すれば一月当時マダガスカルに主力がいたバルチック艦隊はウラジオストクに行くことは確実視されていました。やはりタイミングからして領有と無関係とは思えないのです。

なお、桂タフト協定というのはアメリカと日本の間でそれぞれがフィリピンと韓国に権利を持つことを認めあい、第二次日英同盟の場合は韓国とインドです。
第二次日韓協約は、韓国から日本が外交権と軍事権を取り上げたものです。

1905年…気になる年、時代です。どなたか詳しい方おられますか?
  1. 2008/05/21(水) 04:12:52|
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【雑感】対震補強他

まずは、耐震補強工事ブーム到来の予感です。

日本中で…なんていうちいさい了見じゃイケマセンぜ?ゼネコンの旦那方。「地震先進国」っていうなんだか偉そうで偉くない言い方はしない方がいいと思いますが、最高峰の耐震技術は世界中で売り込めるでしょう。

次には、大規模災害発生時における国際社会の迅速かつ効果的な支援救援体制構築及び実行のための国際条約の締結が必要と考えます。


以外はNHKニュース雑感。

ロシア 日本車の販売が急拡大

経済成長が続くロシアで、昨年度の日本の自動車メーカーの販売台数は、トヨタ自動車が37%の伸びとなったほか、各社とも軒並み50%を超える伸びとなり、高級車などを中心に日本ブランドの自動車の販売が急増しています。
(5月18日 17時30分)

 車に限らず、相互依存貿易体制を確立すべきと考えます。相手国の大国意識を盛り上げつつ、ジャパンプレミアムを定着させるのです。


タイで自衛隊が邦人救出訓練

海外で紛争や災害が起きた際に現地に住む日本人を速やかに救出するため、自衛隊がアメリカ軍などとともに東南アジアのタイで合同訓練を行いました。
(5月18日 8時0分)

 これって、実はものすごい画期的なことだと思うのですが…。タイで訓練して、日本の生命線オイルロードへの影響力を増し軍事プレゼンスを増大させていることもさることながら…

『紛争の際邦人救出作戦を自衛隊がやる』

ってことでしょ?(汗)その前提で訓練をしている。やはり、九条改憲しなくても十分な気がします。

政府 資源会社と共同開発へ

政府は、豊富な資源が埋蔵されているとみられるアフリカ南部で鉱物資源の確保を図ろうと、世界有数の資源会社、ブラジルの「ヴァーレ」と、鉱山の共同開発などで合意することになりました。
(5月13日 8時14分)

ずぇったい福田さんって、日本政府って凄いですって。なんですかこの着々と放つ手堅い策は。ブラジルに進出したは新日鉄にJFE。アルセロール・ミタルとの提携。鬼っすよ。鉄板っすよ。対米対欧輸出!!


米 景気減速で自治体破たん

サブプライムローンの焦げ付き問題をきっかけにした景気の減速を背景に、アメリカ・カリフォルニア州の人口11万人余りの市が、税収が落ち込んで財政破たんして破産法の適用を申請することを決め、サブプライム問題がアメリカの地方経済にも深刻な影響を及ぼしていることが浮き彫りになっています。
(5月8日 11時55分)


…日本もひとごとではありません。福田さん、橋下さん、がんばって!!!!!!!!!!


あとは例の教育指導要領に竹島記載という話しですね。福田外交の懐の深さ読みの鋭さ、これは近代日本政治で最高かもしれません。気付いてくれ……みんな……(心痛)
  1. 2008/05/20(火) 07:12:26|
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【ガンダム】曇りのち雨…ところによっては閃光

ジャミトフ司令ことmastさんより。

※※※※※※※※※※

小学校の体育館のように広い空間では、壁の一面を占めるディスプレイと、多くのコンピューターが
不思議な和音で唸りを上げていた。薄暗い中に浮かび上がる巨大な世界地図にはさまざまな情報が
せわしなくあたりに光を降らし、さながらダンスクラブのようであった。

その奇妙なダンスクラブの中央で、パトリック・ドニクール准将は椅子に深く沈みながら
疲れた声を上げた。
「まったく、何だってこの私がこんな苦労をしなければならんのか…。
 それもこれもあの若造がミスをするからだ。まったく…。」
――大体、この私にはこのようなごみごみした場所は似合わないのだよ。
  専用の執務室、優秀な秘書、正しい報告書を提出する部下がふさわしいはずなのだ――
「准将。第024連隊がパリに入ったとの報告がありました。予定より2日遅れていますが、
 作戦に影響はありません」
パトリックの疲れの一因が、イヤホンから聞こえてきた。
「…クラセナー大尉。そのような報告は書類にまとめて報告したまえ。 大体、作戦への影響などよりも予算への影響を報告したまえ」
「…はい、申し訳ございません。今回の作戦は重要と伺っていたので、影響を報告するべきと
 考えたので…。予算への影響はただいま試算中です」
「1時間後には提出したまえ。…なお、予算への影響は0.02%までしか認められんぞ」
パトリックの命令に、エマ・クラセナー大尉は大きなため息共に復唱した。
「…了解いたしました。1時間後に報告書を提出いたします。
 しかし、概算の段階でありますが、増額出費は0.5%ほどになる見込み――」
エマの報告をパトリックの大きな声がさえぎった。
「0.5%だと!? ふざけているのか! 2日遅れただけでそんなに出費をするはず無いだろう!
 あの髭熊が何をしようと0.02%しか認めん!」
「しかし――」「しかし、ではない! 足りない分はあの髭熊に出させろ! これは命令だ!」
パトリックは机を叩き立ち上がって、口角から泡を飛ばさんばかりに叫んだ。

このやり取りに、司令室にいるオペレーター達ははかわいそうにという表情をしながら、
モニターから視線をはずさなかった。誰もが自分にとばっちりが来ないことを祈っていた。
エマは、“予算しかない”石頭に何を言っても無駄だという認識を新たにしながら、復唱した。
「…了解いたしました。0.02%になるようにまとめます。しかし、報告書の提出は
 明日までお待ちいただけないでしょうか」
パトリックは大きく椅子に沈み込み、エマの妥協案に許可を出そうとした。
突然、大きな振動が起こり、固定されていないキーボードやカップなどが机から落ち、
姿勢を保てなかったものが悲鳴を上げる。
――ビーッ ビーッ ビーッ
大きな警報音と共に照明が赤く変わり、椅子から転げ落ちる寸前のパトリックが
呆然と呟いた。「まさか、連邦軍総司令部が2度も――」
その呟きが終わる前に、閃光と爆発があたりを充満した。


その日、雨が降っていたオデッサに白い塔が216秒間のみ出現した。
その白い塔が消えた後には、大きなクレーターと燃え盛る森林、
そして、真っ青な空しか残らなかった。
  1. 2008/05/19(月) 04:27:25|
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【ガンダム】雛鳥の初陣

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第三十五ターン、ニ月中旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、オデッサ、マドラス、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、リボー。(ルナツー降下によりジャブロー消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、フォンブラウン、ソロモン、サイド7、グラナダ、ベルファストです。
(前回まで)


今回の記事は、ジオン側プレイヤーの蒼き死神さんの作です。三浦なんかよりよっぽど上手いですね…

※※※※※※※※※※※※※
 サイド3の秒錨泊空域に、その船は巨体を停泊させていた。ヨーツンヘイム2番艦。あの実験部隊の母艦と同系艦である。もともとヨーツンヘイムは民間船を改造した船であったのだが、就役からすでに半年、幾多の戦闘をくぐり抜けてなお健在で、今もサイド6方面でリボー奪還作戦に参加している。その思いもよらぬ戦果に軍は有用性を見出したらしく、今回編成された部隊の母艦として2番艦が生産された。最初から軍用に再設計された2番艦は、スペック上は1番艦よりも高性能・・・という御託はハズベル大尉には関係がなかった。
 本来ならMSや戦闘機が立ち並ぶハンガーデッキに、今は人がひしめいていた。クレーンアームを利用した壇上に立ち、ハズベルは眼下を見下ろした。
「私がハズベル大尉である。諸君らは本日付で私の指揮下に入った」
 見返す顔はどれも若い。いや、幼いと言ってもいいだろう。ノリの効いたおろしたての軍服がまるで似合っていない。それも当然。彼らは本来ならば、今頃訓練校で教官にシゴかれているはずの若者達なのだから。
「諸君らは祖国の勝利のため、この戦争を終わらせるため自ら志願して最前線に立つことを決意した勇敢な若者達だと聞く。諸君らのような勇敢な若者を指揮できることを、私は誇りに思う」
 熱弁を奮いながら、しかしハズベルの心は冷めていた。自分が道化を演じていることは充分承知している。時に指揮官は道化を演じる必要があることを、彼は身をもって知っている。だからといって、それに慣れることはない。
「諸君らの奮闘は必ずや祖国の勝利に繋がるであろう。諸君らは誇りをもって、今回の任に当たってもらいたい。勝利を我らに。ジーク・ジオン!」
『ジーク・ジオン!』
 興奮を隠せない若者達が一斉に唱和する。ぎこちない敬礼に見送られながら、ハズベルはデッキを後にした。
「お疲れさまでした」
「なにがお疲れなものか・・・」
 通路で待っていた副官のアルベルト中尉に、ハズベルは吐き捨てた。
「美辞麗句を並べ立て、なにも知らない学徒兵を最前線に送り出そうというのだ。こんなものが・・・」
 黙って付き従うアルベルトを見て、ハズベルは言葉を飲み込んだ。
 黙って付き従うアルベルトを見て、ハズベルは言葉を飲み込んだ。
「・・・つまらんことを言った。忘れてくれ」
「心中、お察しします」
 ハズベルは、この無口で表情に乏しい副官が、心にも無い慰めを口にしないことを知っている。アルベルトがハズベルの副官に任命された時、ふとしたことから、
「理想の指揮官とはどういう人物か?」
 という話題になったことがある。ハズベルは自嘲気味に、こう答えた。
「部下を効率的に死なせる人物さ」と。
 アルベルトはわずかに目を見開き、しばらく考えてから慇懃に頭を下げて、こう言った。
「ならば、その罪、私も背負いましょう」

「それで、あのドラム缶は使えるのか?」
 ブリッジに続くエレベーターの中でハズベルは訊いた。ドラム缶と評されたのは、この部隊に配備された新型兵器、モビルポッド「オッゴ」のことだ。この時代、大抵の若者はクルーザーの操縦資格や、宇宙作業艇の操縦免許を持っている。宇宙作業艇から発展、開発されたオッゴは、MS操縦が未熟な学徒兵にも簡単に操縦できる新兵器だ、というのが技術部の謳い文句だが、それを頭から信じるほど、ハズベルはお人よしではない。
「全幅はMSとほぼ同サイズですが、機体重量比から見ても、かなり大型のスラスターを装備しています。また、機体の大半は推進剤と冷却材ですから、機動性、戦闘継続時間に問題はなさそうです。新兵でも、推進剤切れは心配いらないかと」
 アルベルトの報告を聞きながらブリッジに入り、艦長に挨拶を済ませる。
「武装はザクⅡのものを流用可能だそうです。武装の換装、整備、補給はビグ・ラングによって全て行われるそうです」
「あれか・・・」
 ブリッジの窓から、件のビグ・ラングが見えた。小型のスペースポートがそのまま移動してきたような異形のMAだ。制御システムにはビグロが使用されていると聞いているが、ビグロの利点である加速性能を完全に殺してしまうシステムに、ハズベルは理解を示せない。とはいえ、彼には選択肢などないのだ。
「ビグ・ラングを呼び出せ。オッゴは全機バズーカとロケットランチャーを装備させる」
 連邦の主力は、あのガンダムとか呼ばれる白いMSだ。あの機体に120mmマシンガンが通用しないのは、すでに判明している。
「兵の錬度は?」
「シミュレーションLvCまでクリア済みです」
 アルベルトの報告に、ハズベルは顔をしかめた。まるっきりの素人レベルだからだ。しかし、賽は投げられた。瞬く間に時間は過ぎ去り、艦長が艦隊の発進を告げた。
「・・・サイド3空域を抜けたら、オッゴの発進シークエンスと飛行訓練を行う。フォーメーションはDだ。3機1体を徹底させる」
 付け焼刃ではあるが、部下を死なせないためにハズベルは全力を傾けるしかなかった。3機で敵1機の相手をさせるフォーメーションDは、他の部隊の負担が大きくなるが、他に方法が思いつかなかった。
「私も出る。アルベルト、お前はモニターを」
「了解しました」
 ブリッジから出て行くハズベルに、アルベルトは丁寧に頭を下げた。
  1. 2008/05/18(日) 04:08:08|
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【雑感】野望

糸さんが管理人をされているサイト『政治議論板』。
三浦は、このサイトにネット上の良識があり有力な論客のみなさんを招聘し天下に役立つ議論をしていただきたいという野望があります。

例えば、三浦の知るなかでは泡雲法師さん、shokoさん、三四郎さん、(心の師匠)クロフネさん、(ネット上での親父さん)BLUESさん、ちろさん、お玉さん、玲奈さん、半山さん、shirasetaiさん、珈琲好きさん、tafuさん、kikanihonjinさん、タソガレさん、後家人さん…といった方々です。(誰か忘れている気も/汗)

…ほとんどまったく実現できていません。(T_T)

保守派なら保守派、左派なら左派とまとまっているのが政治ブログなどでの現状のようです。三浦が思うに、それでは前進がない。健全な民主主義ではない。

もっと言えば…

『ウヨサヨ陰で罵りあう』

なんてバカバカしい。国家にとり百害あって一利なしと言えるはずです。

罵りあいではなく、真に天下万民のための建設的な議論を日本のネット界にわずかなりとも実現したいのです。
  1. 2008/05/17(土) 09:39:37|
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【雑感】詭弁四種(追記あり)

詭弁。自らはそのようなものは使わないにしても、認識し警戒することは大切なことだと感じます。
わかっていて使われるのもタチが悪いですが、それと気付かず詭弁に陥っている弁論相手もまた、困り者です。

1 二分法

世界を、「善と悪」「白と黒」「右と左」のようにふたつだけに分けて定義してしまい、「自分の主張は善。自分と違うあなたの主張は悪」とおいやる論法です。

2 相殺法

なにかを責められた時、「そういうおまえだって○○じゃないか」と論点をスリカエテしまう論法です。北朝鮮に拉致を言えば強制連行を持ち出される、といった具合ですね。極めて多用され、時には説得力もありますが時にはひどいすり替えもあります。

4 三段論法

有名ですね。「AはBである」「BはCである」「よってAはCである」
三番目が飛躍してしまうやり方です。ひどいものは、三番目が「よってAはDである」と訳わからない結論が出てきます。

4 小児病的強弁

本来は、詭弁とは少し違うのだそうですが…

とにかく、同じことを言い張る。何を言われても、言い張る。

相手側の話しを聞いていないかいるふりをしているだけ。ひたすら同じことをり返して言い張るだけ。


以上、わかっていて百日手(ハメ・同道めぐり)に落としてくる「高度な荒らし」などもいるようです。みなさんお気を付け下さい。


追記しますと…「学者さんでも難しいような論理のパラドックス」(論理矛盾)に追い込む方法や、「自分がやっていないことを証明するのは難しい」といういわゆる「悪魔の証明」を強いるといったものもあるようです。

これは論理技術、すなわち悪辣な「技」なのだと思います。ピッキング技術もハッキング技術も原子力も、使う人次第と言えるのかもしれません。

このエントリーはちろさんに捧げますね。(^^ゞ

的外れだったらごめんなさい。
  1. 2008/05/16(金) 04:04:46|
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【雑感】ドラマ「チェンジ!」

木村拓哉さんの新ドラマのテーマが政治だというので、あまり期待しないで見てみたのですが…

面白かったです。はい。

三浦は、ドラマもテレビもあまり見ない方なのですが、篤姫に続いて自分の中でヒットしました。
しかし、それにしても…

『父親が代議士、兄がその秘書で跡取り予定。この二人が亡くなってしまい急遽政治家に…』

この設定は、今の福田総理と一緒のはずです。(笑)
  1. 2008/05/15(木) 04:02:51|
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【雑感】ミャンマーの台風と中国の大地震

まずはなにより、被害に合われた方、そして今現在も不幸な思いをされている方々への激励と応援する気持ち、そして犠牲となられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。


このような事態の中、オリンピックをやるべきか、といった声が聞かれます。三浦は「やるべきだ」と思います。日本などは救援物資の中にラジオなどを含め、被災者のみなさんもオリンピックの視聴ができるように計っていただけないものでしょうか。もちろん、ラジオは地震等避難の際の必需品であり、必要な情報も得られるはずです。かつ、ともすれば暗く沈んでしまいがちな避難生活において娯楽は希望に成り得るとも考えます。

また、オリンピックそのものを、全体的にチャリティーの意味合いの強いものにしていくこともできるのではないかと考えます。選手、観衆、国家、そしてなによりスポンサーです。
  1. 2008/05/14(水) 17:52:22|
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【政治】回顧録

探しものをしていたら、ニクソン元大統領の回顧録が出てきました。ドックイヤーだらけです。

三浦は、あまり数は持っていませんがこういった本が大好きです。たいてい古本屋で二束三文で手に入ります。中身は、最高レベルの政治や外交がリアルに詰まっています。
あと言い訳も。「あの時はこうするしかなかった」といったようなことであり、なるほど外野観客席や後世からはどうとでも言えるのだと思います。

国家指導者たちの、不断の戦いの日々。孤独と決断。外国から見た日本像。

『簡潔』ということは、政治にとり極めて重要であるようです。
  1. 2008/05/14(水) 04:29:43|
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【歴史】官僚三考

三浦が尊敬してやまない、大村益次郎公。

百姓村医の出の彼が、戊辰戦争の際官軍の総指揮をとっていた時の話しです。

二人の会計官が、収支を報告してきました。うち一人は帳尻をしっかりと合わせて一文の狂いもなく、もう一人の収支の帳尻は合っていませんでした。
この報告を受け、益次郎は帳尻を合わせてきた方の会計官をクビにしてしまいます。戦争をやっているのに会計予算の算段が過不足なく合うはずがない。必ず不正を行っているからだというのです。


ヨーロッパでナポレオン一世が隆盛を誇っていた時のことです。後にワーテルローの戦いでナポレオンを撃破するイギリスの名将、ウェリントン公はスペインの地でナポレオンの部下と戦う指揮をしていた際、本国からの補給物資を担当する会計官相手に「りんごのびんづめ」ひと瓶が足りる足りないなど細かい所まで熱心に手紙でやりあったと伝えられています。公は後に首相に就任します。


関ヶ原の戦いにおいて西軍ん率いた石田三成。かれは豊臣政権における官僚の代表格でした。政権内にあり文治派・近江派とされた彼は、同じ政権下にて武断派・尾張派とされる家臣たちと征朝戦などで激しく反目しあいます。戦地での武功を認められずにいた武断派は本国の三成たちを悪く罵り恨む訳ですが、秀吉亡き後に豊臣家への忠義を守ったのはむしろ三成の方だったと言えるはずです。
  1. 2008/05/13(火) 02:20:54|
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【ガンダム】<ベルファストの嵐>

先のmastさんが上げてくれた地上戦の戦況の続きを、今度はジオン側でガルマ司令を担当している蒼き死神さんが書いてくれましたー☆

※※※※※※※※※※※
「レーダーに反応。敵影・・・多数!」
 レーダー手の悲鳴のような声がブリッジを緊張させた。
「迎撃機ですな」
「ああ、当然だな。もっとも、数が普通ではなさそうだが」
 副官の言葉に、ザンジバル級機動巡洋艦「グングニル」の艦長、ラーケン大佐は顔をしかめた。自分達の目指す方向、ルナツー落下の影響で灰色の雲に覆われた大気の中に、にわかに黒点がその数を増してきていた。恐ろしい数の戦闘機がベルファストから自分達を歓迎にきたのだと、嫌でも理解できる。
「メガ粒子砲、発射準備!」
 一瞬ざわついたブリッジに、復唱の声が続く。有効射程距離には、まだ遠い。
「当たりますかな?」
「かするくらいは、期待してもいいだろう」
 ザンジバルが地上で本格的な戦闘を行うのは、今回が初めてだ。しかし、ミノフスキー粒子下の有効射程がどの程度のものか、連邦とて把握しているはずである。射程に捉える直前に、散開されるのがオチであろう。ならば先手を取るしかない。
「メガ粒子砲、斉射三連!」
 ラーケンの号令に、艦首のメガ粒子砲が放たれた。亜光速の光の矢は一直線に黒点に伸びて行き、無数の爆発を巻き起こす。
「敵機散開!」
「高度を下げろ。海面ギリギリまでだ」
 下降による回避を捨てることになるが、下方からの攻撃は心配いらなくなる。全方位からの攻撃だけは、避けなければならなかった。
 連邦の高高度迎撃機、TINコッドの大部隊は、ザンジバルを取り囲むようにして、タイミングをズラした波状攻撃を開始した。無数に放たれるミサイルを、しかしザンジバルは大量のフレアでやり過ごした。何発かは被弾したようだが、飛行に影響はない。
 それからしばらく、TINコッドのバルカン砲と、ザンジバルの対空砲の応戦が続いた。バルカン程度では、ザンジバルの装甲を破れはしないが、敵は目標を「対空砲」と「フレア散布口」に絞ってきた。
「第3機銃、沈黙!」「カーゴベイに火災発生!」
 バイタルエリアへの被弾こそないものの、確実にザンジバルは痛めつけられ始めていた。ついに最後の対空砲も沈黙する。TINコッドを半数ほど撃墜していたものの、痛みわけというには分が悪すぎる。
「敵機散開。両舷、後方より来ます!」
「ミサイルを温存していたのか・・・」
 もはやフレアは使えない。全てを回避するのは不可能。
 ちらりを視線を前に向ければ、水平線にベルファストの影が見えた。ここまで来て落ちるわけにはいかない。ラーケンは悪あがきを決意した。
「バーニア噴かせ!海面を殴りつけろ。爆雷、両舷に投下。耐えろ!」
 ひときわ激しく噴射された推進炎が海面を殴りつけると、巻き上げられた海水が壁のようにミサイルを阻んだ。船体の左右に投下された爆雷は、海面に近すぎることもあって船体を激しく揺らしたが、同様に巨大な水の壁を形成した。水の塊に叩き落されたミサイルは海面に叩きつけられ、爆発した。巨大な水柱が立つ。不運なTINコッドが数機、水柱に抱擁されて墜落していく。
 TINコッドが散開した。攻撃のためではない。ベルファスト基地の対空砲の射程に入ったためだ。ザンジバルの近くにいては、巻き込まれる可能性が高い。
「間に合わなかったか?」
 焦りをにじませたラーケンの独り言に重なるように、ベルファストの対空砲が火を噴いた。・・・文字通りに。

「なにが起こった!?」
 ベルファスト基地指令、マンデル少将は突然の出来事に動揺を隠せなかった。敵巡洋艦迎撃に向かわせた潜水艦隊からの通信が途絶え、その原因を解明する間もなく、対空砲が炎とともに崩れ落ちていく。
 そして答えが、海からやってきた。

「こちらシルバーシャーク。全機上陸完了」
 ジオンが誇る水陸両用MSの決定版、MSM-07ズゴックの大部隊が、ベルファストに次々と上陸を開始した。地球降下後、すぐにザンジバルより発進、先行していたのである。連邦の潜水艦隊を瞬く間に沈黙させたのも、彼らだった。
 ズゴックは、機体そのものは半年近く前に完成していたが、実戦投入は今回が初めてである。海中より現れた異形のMSを、港湾部にいた連邦兵が呆気にとられて眺めていた。その表情が、次の瞬間、恐怖に染められた。
「まずは対空砲を全部潰せ!」
 戦争開始から1年。1度も戦火に巻き込まれなかったベルファストの港が、今、破壊の炎にァストの港が、今、破壊の炎に包まれようとしていた。
  1. 2008/05/12(月) 04:15:59|
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【外交】胡主席の訪日初感

小沢さんはチベットのチの字も出さなかったそうな。断じてこの党に政権は渡せません。

年一回の相互訪問。慣例化を極めて強く希望して止みません。国防に資する所はかりしれず、経済にもまったく利あるでしょう。雇用も賃金も経済です。

日本米の対中輸出全面解禁の合意。あちらでは二倍の価格で売れるのだとか。お米を突破口とし、「安心安全ヘルシー」な日本農業・農産物再生の未来が見えます。これを世界で戦えるものにできればFTA・EPA交渉に死角がなくなりましょう。東シベリアのインフラを整備すればロシア新興富豪にもメイドインジャパン攻勢をかけられます。

常任理事国入りについても、この言質をもってアフリカサミットに臨める訳です。国連の三分の一を占めるというこの諸国に、日本の常任理事国入りを支持することは中国を敵に回さないと言える訳であり、あとは「あなたの国の主張を代弁します」と保証すれば良いと考えます。

また、驚嘆すべきはこのタイミングで、ミャンマーの隣国タイに自衛隊を(軍を)送りこんでいる事実です。見事としか言いようがありません。

…念のために言えば、パンダはまったく天下の瑣事であるはずです。
  1. 2008/05/11(日) 09:13:59|
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【ガンダム】エルロイ・エルロイ・レマ・サパタクニ

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第三十四ターン、ニ月上旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、オデッサ、マドラス、ベルファスト、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、リボー。(ルナツー降下によりジャブロー消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、フォンブラウン、ソロモン、サイド7、グラナダです。
(前回まで)
※※※※※※※※※※※※※俺の名は、ルロイ・ギリアム。ジオンが誇るニュータイプ部隊…の落ちこぼれさ。元々整備士をやってたんだけど、なんだか上官に呼ばれてフラナガン機関って妙なところに送られてからはなにもかもがもうメチャクチャ。
相棒のワイズマンって奴と一緒にあの‘赤い彗星’のシャアの部下になるって聞いた時は驚いたけど、ララァって変わった女の子とべったりで俺のことなんか見向きもしないでやんの。ワイズマンの奴はケガして一足先にグラナダに帰還だと。もう少しでミンチになるとこだったらしいけど、戦果ゼロで残された俺にとっては正直うらやましいくらいだぜ。なんだ、このプレッシャー。
そうそう、この前なんかあとちょっとで初戦果の所をナギナタの故障とかで泡食って逃げるはめに。そんでいきなりギレン総統を乗せて伏兵の所に敵を呼び込めだ?ギレン総統すら罠に使うのかねシャアって旦那は。ホントの所は閣下に死んで欲しかったんじゃないかって思ったよ。あ、これニュータイプの勘ね?(笑)
んでもって…今はムサイの中でゲルググごとじっと身を潜めてる。連邦に、未完成ながら新型のMA「ジオング」三機輸送の偽情報を流して襲わせて、返り討ちにする計画なんだと。そんならシャア大佐も来りゃいいのに、留守のサイド6を襲い木馬を沈めにかかるとかなんとか。
ありゃー嘘だね。誰か女を探してるんだ。これもニュータイプの勘。頼むから戦場で出てくれよ。(笑)

…ん?警報?来やがったのか?わ、わあっ!



っと、危ねぇ…ムサイが一撃かよ…俺だから避けられたんだぜ…避けんのだけは自信あんだ俺。
なんてこと言ってる場合じゃねぇ!この狙いに威力!この頭の真ん中貫く感じ!奴が来る!!

ガガッ…(ルロイ少尉。無事か)

ブルーガンダムに乗るノリス大佐だ。

(はい、大丈夫です。大佐。…いけます)

(期待しているぞ。ゲルググは射撃戦用の機体だ、援護を頼む)

(了解!)

言うやいなや、敵に向かってフルスロットル。いいね、武人だね。って俺もやらなきゃ!脳波増幅装置!頼むぜ…



だー!やっぱつぇぇ~!!なんて奴だっ!大佐のビームシャムシールは俺じゃ何度稽古つけてもらっても一本もとれなかったってのに!頭と片腕なくしただけでこっちの三体の分身も軒並み撃破かよ!このポンコツのゲルググだけじゃどうしようもねぇ!奴は人間じゃねぇ…来んな、来るんじゃねぇよ!!俺は避けんのだけは負けねぇぞ!!動け、動いてくれジオングよぉ!!!!

え…

やった?ひとつ頭が残ってたのか…相打ち??

よし!やった!!俺はやったぞぉぉぉ!!!!!


【翌日、ルロイ・ギリアムの名はジオン全土に轟いた】
  1. 2008/05/10(土) 09:21:07|
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【政治】東国原知事と橋下知事

世間で話題となるお二人の知事。しかし、これまでの所ではお二人の手法はまったく対照的であるようです。

つまり、東国原知事は「収入を増やす」ことを主眼とした政策であり、橋下知事は「支出を減らす」政策を打ち出し続けているように見えます。

これは、お二人の治める自治体が宮崎という地方地域か大阪という都市地域かという違いがまずは大きいと考えます。
宮崎には道路が必要であり、その道路により産業を誘致し、産業や農産物、観光活性化により税収を上げ、そして高い社会保障を実現する。道理です。

一方大阪は…大阪に住んだことはないのですが、おそらくは道路等の交通機関はまず十分でありましょうし産業もある。だから緊縮財政政策になると。

とはいえ、前者の政策の方を三浦はやはり順当と考えます。橋下知事にも、なんとか収入増の方策を打ち出しともらいたいと思います。というのは、不景気の時の政策は「減税・規制緩和・公定歩合利下げ・公共投資」などがあるようなのですが、緊縮財政が過ぎるとこれらがなかなか困難になっていくように思うからです。
  1. 2008/05/09(金) 01:37:20|
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【ガンダム】<鳥は意外と地面を這うように飛ぶ>

三浦が運営中のガンダムゲームで、連邦サイドのジャミトフ司令を担当されているmastさんが書いてくれた文章です。ジオンが欧州へのザンジバルらを再降下させたのを受けての状況のようです。

※※※※※※※※※※

<鳥は意外と地面を這うように飛ぶ>

「やれやれ。災厄は宇宙(そら)から降ってくる、か……」
私はそう呟きながら、灰色が広がる窓の外を、その先にあるだろう漆黒の宇宙(そら)を見上げた。
「何、ボケッとしてやがるんだ。出撃の時間だぜ」
メランコリックな感情を、戦友(とも)の声が引き裂く。
「いや、どうやら昨日は呑み過ぎたみたいだ。どうも、変な気分になる」
「な~にが呑み過ぎだ。てめえのような蠎蛇に付き合ってるこっちの身にもなってみろや。
ま、確かにちょいと酒が残っちゃいるようだ」
そう言っては、熊のような手で私の背中をバンバンと叩き、ガハハッと笑いながら通路に向かって歩き出す。
「蠎蛇はお互い様だろ。まったく、お前にかかるとセンチメンタルも二日酔いに早替りだよ。
……確かに、物思いにふける時間は無いな。母なる大地に敬意を払わない不届きどもを、とっととぶちのめすとするか」
「がーはっはっはっ。な~にが、母なる大地に敬意、だ。お前も払っちゃいねえだろうが。
寝惚けてねえで、とっととこいや。ブルーグリフォンの冷たいシートに座れば酔いも醒めるだろうよ」
そうして、奴はその巨体を大きく揺らしながら、通路の先に消えていく。

このやり取りで、窓の外を見上げていたときの緊張感はなくなっていた。
……奴の粗野な気遣いがこんなに効くとは、ね。
フェリックス・オグデン少尉はそう独りごちながら、ロジオン・デニーソフ少尉の消えた通路に向かって歩き出した。


『――であるからして、今回の作戦は敵母艦を一撃離脱戦法で――』
「なにが“一撃離脱”だよ。そんな前時代的な戦法でどうにかなるわけ無いだろ。」
聞こえるはずも無い正論をつい口にしてしまう。
……まったく。ジャブローが吹っ飛んでからというもの、いいところなしだよ。
無能な上層部がアレで吹っ飛んでくれるかと期待したのに、逆に焼け太ってしまう始末。
この作戦が終わったら月にでも移るかな……。
『――それでは、精鋭なる諸君の幸運を祈る。……地球の未来は諸君らの双肩にかかっている。』
『ガッ――……ウザったい大隊長の能書きは以上だ。小隊長のオレから言うことはひとつだ。
この後の祝賀会には全員出席するように。……それでは1号機より出撃』
オグデン小隊長からの命令で、無意識に出撃シーケンスを始める。
「――TIN-BG01、オールグリーン。リュウ・リー、出撃する」

リュウ少尉は「今回ばかりは祝賀会には出席できないかな」と考えながら、スロットルを開いた。
  1. 2008/05/08(木) 04:12:32|
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【政治】早川議員と一般ネットユーザーとの議論

本題の前に私信を。

>しあせさん

政治議論板へようこそ!三浦にはとてもしあせさんは議論初心者には思えませんが(汗)女帝の話、待たせてしまっています。申し訳ありません。

>まきさん

コメントありがとうございます。同じ双子座ですか!セイント星矢の教皇も双子座でしたよね。(なんのこっちゃ)
祖父についての思い出も、未だ書けずにいます…

ご祈念、本当にありがとうございます。

>プリンさん

いつもお世話になっております。m(._.)m
ところであのう…政治議論板のプリンママさんと、ここのプリンさんと、早川さんのところのプリンさんは同じ方なのでしょうか?


本題です。ガンダム裁定中につき短いですが…

以前にも紹介した自民党衆議院議員の早川さんのブログで、ネット一般ユーザーと早川さんとの内容の濃い議論が行われています。今回は児童ポルノ禁止法についてで、すでにコメントは100を越えています。
これはいわゆる「炎上」「祭り」などとはまったく別のものだと思います。言い過ぎかもしれませんが新たな民主主義の時代の到来を予感させるものであり、このまま良い方向にこういった動きが広まることを願ってやみません。

http://m.ameba.jp/m/blogTop.do?unm=gusya-h&page=1
  1. 2008/05/07(水) 04:35:30|
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