銀河帝国

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【WIZ】第百六話「ワードナの逆襲」

世界征服。

世界の破滅。

新しい世界や宇宙の創造。

王位や帝位。

神。または神殺し。

復讐。

不老不死。

強大な悪が求めるさまざまなこと。しかしワードナは一笑に付す。

アミュレットの真の力を得れば、それらはいつでも望む時に望む形で、労せずして得られるからだ。

いま、彼の目の前で愚かな冒険者たちが重ね言葉を考えていた。

(フン…ククク)

含み笑いをする。まあ、いかにアミュレットとて爆笑のダジャレネタは出せんなぁ。…む?なにか考えつきおったか?

ニルダの神像の前に進み出たのはウルフだった。

『We tired because our fighter was fired, so we hired vampire from our empire.』(私達の戦士が解雇されてしまって疲れたので、私達はヴァンパイアを帝国から雇ってきました。)

場にいた幾人かの知者が微笑み、あるいは眉をひそめた。それ以外の者はきょとんとする。ワードナが(たわけめ、ダジャレだと言うのに)と口を開く前にニルダの像が反応をする。

(わたしが思い描いた言葉とは違います。ですが、光の冠を戴き世を明るく灯す者よ。あなたが治める、ワードナや不死族とさえ力を合わせ共存する帝国、楽しみにさせていただきますね)

リリィがウルフに駆け寄った。

「やりぃ!ウルフ。でも、共存って?」

「あ?いやそんな深い意味はないんだが…って、え?」

「えっ」

ウルフの手元にはいつの間にか強力な魔法の防具があった。

「これっ」

ニルダの像の微笑みに、ウルフはリリィの視線を感じながらもただ苦笑するしかなかった。



地下六階、ワードナの玄室。そして地下三階、ニルダ神像の部屋。数瞬ののち。

命知らずの冒険者三人が、部屋を開けるなり一気にそれぞれワーガンとワードナに襲いかかった。

「私を(ワシを)ナメているのか?(おるのか?)」

助ける余裕もなく、あっという間に全滅してしまう。油断もあろうが、不運も重なった。

ワーガンとワードナは、それぞれに冒険者の骸に足を置いて振り返り言う。

「次は貴様の番だエル'ケブレス(ウルフとやら)」

違いといえば、ワードナの方が人差し指を立てて振り、(チッチッチ)としているくらいだった。
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  1. 2013/04/24(水) 14:17:25|
  2. ワードナ
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