銀河帝国

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【WIZ】第百十二話「まぼろしの龍」

地獄の門の前。強大なる威風を誇る己自身の幻影の前にエルはいた。

「陰陽互根・陰陽可分」

竜はこうべを垂れて了解しかき消える。冒険者たちはどうして門を越え地獄に挑みたがるのか?闇なくしては光もまたない。ムフーズを滅することにエルは賛成できない。地上の命運を握る倒すべき敵はワードナなのだ。

エルが振り返った先にいたのはワードナ。

「おもしろい。まるで東洋の者のようなことを言いよるのぅ。三神三界三軸…さん!がこちらの理(ことわり)であろう?」

ワードナは愉しげにエルを揶揄する。その手にはエルが愛用していた見えぬ刃、インビジブルソードが握られていた。

「ワードナよ。貴方の最終目的はなんなのですか?いかなる理を創造するつもりなのですか?」

ワードナは自らの墓所へと手招きする。その時、その方向からトンズラーのものとおぼしき悲鳴が聞こえてきた。

「来よ。雑談でもしようではないか?商談でもよいぞ?」

エルはおとなしく従い、かつて自分のレリーフがあった場所の扉をくぐる。

あたりにはトンズラーの絶叫が響いた。まるで精神を犯されているかのような悲痛な声とそこで行われていたおぞましき光景には、さしものエルも息を飲むのだった。

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  1. 2013/04/26(金) 00:23:33|
  2. ワードナ
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