銀河帝国

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【WIZ】第百十五話「一瞬の間隙」

自慢のカモミールティーが入った。

「ルンルン♪」

地下一階、占いババのテント。

「あぁ…いまようやくティー♪ができたのにねぇ?あれが若さってやつかねぇえ~?キャロットの佃煮もホラ!いい色に煮上がったのにねぇ♪最近毎日のようにワタシんとこに来るから、食べに来るかねぇ?イッヒッヒ?お、噂をすれば誰か来たようだねぇ。忘れものは取ってきたかい?」

ババがふりかえる。そこには魔物さ三姉妹を引き連れたジジイがいた。

「忘れもの?フン!ワシをそこいらのジジイと同じように言うのか?少なくともワシは、数百年前にキサマと会ったことも言われたことも覚えておるよ…時の預言者ルーン」

「イッヒッヒ!イ~ッヒッヒ!そんな名前で呼ばれたこともあったねぇ!覚えてもらって嬉しいよぅ♪ジジババ同士逢い引きでもしようかね?」

ワードナはドン引きの顔だ。が、なにかに気づいたらしくニヤリとし傍らのミホを掻き寄せその豊満な胸に片手を差し入れる。

「フン!しわくちゃババアの趣味はないわ。それに、冒険者たちが来るまで話を引き延ばさせる気もない。奴らには下等悪魔をあてがっておいた」

ワードナはドラゴンの爪を抜く。それはかつて狂魔王ツヴェドリがフェールエン制圧のときにその王家から奪った伝説の剣だった。

「おやおや、若くて綺麗なのがお好みかい?仕方ないねぇ…」

老婆が光輝く流麗な大天使へと姿を変えていく。またいつの間にか無数の天使たちがワードナを囲んでいた。

悪の大魔術師は口の端を上げる。

「生憎だが、その姿もワシの好みではないな。まあ、どうしてもというなら抱いてやらんこともないが」

言うなり核撃を投げつける。中空で光るその衝撃の直中で、アークエンジェル“ルリエル”とデーモンロード“ワーガン”が激しく衝突し剣撃をぶつけあい始めた。

ワードナは、地下二階にあるみっつのプールには見向きもせずに地表へと迫っていた。
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  1. 2013/04/26(金) 00:26:38|
  2. ワードナ
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