銀河帝国

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【WIZ】エピローグ4

ラリアはワードナとの戦いが終わってからしばらくの間、なにをするでもなくリルガミンでのんびりしていた。祝いの騒ぎが収まり、共に冒険した仲間たちが少しずつギルガメッシュの酒場を去り、ウルフがフェールエンの王様に即位し、ウルフとリリィ、デメテルとガイシルトの合同結婚式が終わる。

日常。

日常…

ラリアは、自分が何をすべきかを見失っていた。勇者。勇者って平和な世の中で何をすればいいんだろう。ソラはマルゴーやデルフを追った。ダイトクはリルガミンの将軍になって忙しそうだ。多くの仲間はエトナ山の迷宮に向かった。あの砂時計はほとんど砂の動かない時計だった。それでも迷宮に行こうかと思ったが、サーティファイドやツバキ、シアやレオンたちが龍神の幻影と話し解決をしたらしい。

「よっ、と」

ラリアは宿のベッドから起き上がる。階段を降りると、サーファとノースアが旅支度をして待っていた。

「あっ…」

「一人で行く、などとは言わせませんぞ、ラリア殿」

「いや、俺はただ…あれ?ノースアいまラリア殿って?」

「今や、ラリア殿が勇者であることは皆が知っておりますからな。私があえて広めずとも」

「行こっ!ラリア。待ちくたびれたんだから」

「…ああ。行こう!サーファ、ノースア」

ラリアがぐだぐだしている間、ふたりはそれを見守り続けていた。尋ねることも煽ることもなく。ラリアはしばらく休むにふさわしいことをやってのけたのであるし、どういう判断をしようともそれを信頼して共にしようと決めていたからだった。

「俺はまず、村に帰ってじいちゃんにいろいろと報告するよ」

ふたりは微笑みながら続く言葉を待つ。

「それから、ええと、その。。。困っている人達を助ける。あっちこっちでさ。おかしいかな?」

サーファは首を横に振り、ラリアの手を取る。

「ラリアらしいよ。とっても」

ふたりは抱き合い、静かにくちずけを交わした。



(あ~あ、見せつけてくれちゃってぇ♪)
(ねーさんもあれくらいの男みつけないとねー!若いの。じじいじゃなくて/ボコッ/痛っ!)
(バカなこと言ってないで!あの三人について行くわよ)
(えーっ!あいつらには何回ヤられたか!)
(しょうがないでしょう!結局バカ親父の借金は残ったまんまだし、冒険者ギルドからは追放されちゃったし!このままじゃわたしらのたれ死によ!)
(あっちこっち旅するのなんだか楽しそうですぅ~)
(でも問題は、どうやって合流するかよね。。。)

と、そこに裕福な商人らしき恰幅のいいいでたちをしたヒゲの男が酒場にやってきた。

「あの、もし、冒険者の方に護衛の依頼を頼みたいのですが」

ラリアとサーファは顔を見合わせる。

「どちらまででしょうか?方向によっては…」

商人はラリアの育った村の方角への依頼を説明し始める。物陰にいたカースドールにも声をかけ、人数が必要なのだとも。

(やれやれ…最後まで手のかかる人たちですねぇ)

商人の肩には、かわいいリボンをつけた黄色いトカゲがちろちろ舌を出していた。


ウィザードリィε 召喚の陰符 完
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  1. 2013/04/26(金) 00:30:59|
  2. ワードナ
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