銀河帝国

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【ガンダム】麒麟は老いても千里の外に思いを馳せる

現在運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第十六ターン、八月上旬の戦闘です。

連邦の保有基地はジャブロー、ハワイ、トリントン、オデッサ、マドラス、ベルファスト、ルナツー、グラナダ。
ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、ソロモン、キリマンジャロ、ペキン、キャリフォルニアです。
(前回まで)
※※※※※※※※※※
少し、肌寒い。
グラナダに降り立ったばかりの初老の男は、深くコートを着込み足早やに各所を見て回った。
基地の復興が急ピッチで進められている。途中、何度も通った重力区域の要所で、ザクの片腕の破片を撤去する作業に手間取っている兵士達七、八人を見かけた。少し階級が上らしい兵士が脇で腕組みをしながら叱咤の声を上げるも、なかなか撤去できない。

「危ないっ!」

バランスを崩し片側の兵たちが潰されそうになるのをコートの男は駆け寄り支え助けた。そのままかけ声を合わせ、なんとか軍用エレカにの荷台に載せることに成功する。
男は、汗と油にまみれつつ他の兵士たちと笑顔を交わした。そして未だ腕組みをしたままの上官に尋ねる。

「君は何故手伝わないんだ?」

上官は腕組みをしたまま横柄に答える。

「ふ、俺は伍長だからな。貴様、その歳で新入りか。だが…見たことがあるな?所属を言え」

男は、油まみれのコートを脱いで答えた。数々の勲章が輝く。

「連邦軍総司令官、レビルだ。またガレキの撤去があったら呼んでくれたまえ」

伍長は、卒倒した。


上の話しは連邦のプロパガンダだとも言われ真偽は定かではない。が、この時期に総司令レビルが最前線グラナダの指揮をとったことは間違いない。

「敵に兵器開発の猶予を与えてはならない。苦しいだろうが援軍が着くまで諸君らの奮戦に期待する」
この非情かつ貪欲な指令は、しかしグラナダを攻めたてているジオン公国の戦士たちの戦意を挫くことはなかった。

帰るべき母艦のない彼らは、ヒートホークひとつでモノアイを揺らめかす。月面のクレーターを生かし、敵艦の死角からの強襲を企てた。ブーストは使えない。グラナダから迎撃に出たのもやはりザクが主だった。

「引けっ!」

戦いもそこそこにジオンのザクは後退する。敵も味方も旧ザクと呼ばれるタイプがほとんどだ。武装のバリエーションは限られる。連邦のザクはマシンガンを放ちながら一直線に追撃した。こちらも、ブーストは使わない。

「今だっ!」

ほどなく、クレーターの窪みに伏せていた残りのザクが斜面から連邦のザクに飛び掛かる。連邦の動きは鈍い。瞬く間にザク同士の戦いは決着がつくかに見えた。

だが。

その一方的な攻撃のただなかに強烈な実弾の一斉砲撃が撃ち込まれたのだった。敵味方入り乱れザクが擱座する。

「な、なんだあの赤いMSはっ!連邦は味方を撃つだと!ま、まさか自動操縦かっ!ぐわあっ…」

ジオンは後退せざるを得なかった。その様子をノーマルスーツで見ていたレビルは傍らのマチルダに言う。
「君のコロンブスで運んできたガンキャノンとやらは間に合ったようだな」
「ありがとうございます。それにしても見事です、レビル提督。ザクはどうせ敵から奪ったもの。失っても痛くはない」
「なに、本当に厳しいのはこれからだよ。しかし…」
それから先は口をつぐむ。
(ジャミトフめ。私をここに送るとはな)

恐ろしいのは、敵より味方なのかもしれなかった。
そして、レビルと未だ病床のジャミトフの元へ、連邦がキャリフォルニアの奪還に成功したという報せと、ジオンがサイド6とフォン・ブラウンへの進駐を行ったという報告が届けられたのだった。
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  1. 2007/12/24(月) 03:09:11|
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