銀河帝国

mixiのコミュニティで運営中の自作無料ゲーム「ガンダムディプロマシー」とiPhoneアプリ「銀河帝国」のページです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ガンダムディプロマシー第十八回「AXIS」

ギレン・ザビはサイド6:アクシズ攻防戦の最中に地球圏に向けて演説を発する。

「全人類諸君に告ぐ!我々ジオン公国軍はスペースノイドの自主独立のために立ち上がった!そしてそれを阻まんとする多くの勢力に対して敢然と挑み、勝利を得てきた!

(出撃するザク・ビグロ)

先のソロモン宙域での戦いに続き、今まさに新たな勝利が公国の歴史に刻まれている!

(三隻のグワジンの一斉砲撃、前進しながらミサイルを放つザンジバル)

見よ!我々自由解放を願う正義の刃を!真の宇宙の民の力を!

(リックドム隊に撃破されるセイバーフィッシュ)

これより先、いかなる敵いかなる困難が我々の進む道を阻もうとも、それはかくごとくに粉砕されるであろう。我々は勝利へと前進するのだ!ジーーーークジオン!!」


「言ってくれるなギレン。ソロモンでああも裏切っておいて」

シャアはジオングのコックピットでそれを聞く。もちろん、サイド6宙域でネオジオンの総帥としてジオン軍と相対した状態でである。地上でももう一匹の狸に出し抜かれたようだが、対応している余裕がない。隣ではシャリア・ブルがやはりジオングで戦っている。しかし多勢に無勢か。

「地名には魔力が宿ると言います。総帥はスターリングラードという地名をご存じですか」

出し抜けに聞かれる。このふたりは、感覚として戦場を立体的に俯瞰する能力を持つ。むろん完全にではない。それは戦い荒ぶる心とは別に冷静に戦場を把握することができるということだ。

「いや、知らないな。古い地名だろう」

ジオン軍のガトル隊16機を一気に叩き落す。囮か。一機のビグロが抜けて行く。

「追います」

「頼む」

そこをグワジンのものと思われる主砲の光柱がジオングの至近に走った。思考を間に入れることなくシャアは光源に対し正確に打ち返す。命中…いや!

「HLVを盾に使ったか?かつて私がしたことではないか。しかも、ビーム撹乱幕とは」

損害は大きい。とはいえ、シャアの計算ではもう少し持ちこたえられるはずだった。ミノフスキー粒子の影響で乱れた画像が不意に入る。

「やあ、シャア」

「?ガルマか!」

「君が兄上と戦っている間に、アクシズは落とさせてもらったよ」

ネオジオンの部隊は挟み打たれていく。

「降伏するんだ、シャア。昔のよしみで命までは取らない」

シャアは即座に否定をしようとしたのだが、ガルマの真剣な眼差しに押されて一瞬回答をためらってしまった。



その情報が届いた地上、ベオグラード。エゥーゴの部隊を先導しつつ、ヘンケンはまたノートパソコンの前で腕を組んで考えこんでいた。枢軸側正統ジオン対連合側の連邦・ネオジオン・エゥーゴの形で戦われたオデッサの戦いからエゥーゴは一歩先に身を引いた。その戦いに益はない。

「うーん…」

「どうしたの?ヘンケン」

「いや、エマ。うーん…」

エマはヘンケンを待つ。少し不器用だが、才覚のない男ではないのを知っていたからだ。

「いやな、宇宙ではジオンが、地上では連邦がそれぞれ他の陣営を圧倒しつつあるみたいだ。戦力を地上と宇宙に分散したウチのような我々が生き残るにはどうしたらいいかなぁ…特に孤立したウチのグラナダ。あれはまずい。考えようによってはジオンの急所にもなる気がするんだが」

機体の整備でも手伝っていたのだろうか、サンダースが作業服で黒く汚れた顔を出す。

「どうして正統ジオンもネオジオンも、敵に包囲されながら防戦に間に合う機体を量産して対抗しなかったのでしょうか」

ヘンケンの片眉が上がった。
スポンサーサイト
  1. 2013/10/22(火) 12:43:04|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ガンダムディプロマシー第18ターン陣営情報 | ホーム | ガンダムディプロマシー第17ターン宇宙戦況表>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://foxfire8731.blog119.fc2.com/tb.php/1262-73cd0aa6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。