銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第二十一回「賊!慈恩海賊団!」

海は広い。

ネオ・ジオン独特の技術である、ニュータイプクローン。その実用化一号である少女、プルツーは偵察と補給の特命を受けてウェーク諸島沖まできていた。

騎乗してきた補給艦、ファットアンクルに満載していた燃料の類は、友軍のアプサラススリーと合流するとすぐにカラになる。その作業はほとんどアプサラスのパイロットであるシャリア・ブルが行った。プルツーはメカニックな部分のみ手助けする。

「本当にいいのか?だいぶ疲れているようだが」

あまり、プルツーは他人を心配するタチではない。だが、単騎で正統ジオンのマッドアングラーを追い続けていたシャリアの疲労は、目に余るものがあった。アプサラスという機体故のこともあるように見える。

「大丈夫です。私には、やらなければならないことがあります」

返答には力がこもっている。年若で、華奢な女の子に見えるだろう自分を軽く扱うことも変に見ることもないシャリアに対して、プルツーは少し好意を持った。もちろん恋愛的なものではない。それだけに、この広い太平洋狭しと浮沈を繰り返して挑発するかのように逃げまわる正統ジオンの部隊を彼が仕留められるか不安になった。

「やっぱり、私も手伝おう」

「いえ、大丈夫です。いまのネオジオンにとって、ファットアンクルの一機は貴重な戦力です。四方に敷かれた正統ジオン包囲網のなかで確実にこのアプサラスで討ち取り、味方の損耗を抑える。私に期待された任務に背く訳にはいきません」

シャリアはコクピットを閉める。

ネオジオンは技術と人材に特化した勢力となっていた。その反面戦力の拡充が薄く、今はエゥーゴと交換したわずかベルファスト一基地のみ勢力として保有しているに留まっていた。


一方、慈恩海賊団。

シーマ・ガラハウは憚ることなく、ガルマの前で頭を抱えていた。

「違う!私はガルマなどではない!キャプテン・ガッルーマと呼びたまえ!はっはっは!」

なんだその名前。
なんだその派手派手な服。

シーマは唐突にジオンへと帰りたくなった。いきなりガッルーマに肩を抱かれ耳元で囁きを受ける。

「さすがに、一国一軍を預かる総帥が海賊ではまずかろう?私はシャアの性格も知っている。あいつは静かにムキになって、しつこい男だ。我々の戦力が整うまで、地球の諸勢力の目を宇宙から離さなくてはな」

あ、マジだったのか。

「そういうことなら、わかりました」

ガッルーマは手を離す。

「ウン!ウン!ではシーマ君にはこれを着てもう一隻のマッドアングラーを指揮してもらうとしよう!奴らの注目を集める効果バツグン!名付けてV作戦!」

V字型のすんごい水着!(バーン!)

とりあえず、シーマはひっぱたいておいた。

このシリアスなシャリアのアプサラスネオジオン軍とガッルーマ・シーマのマッドアングラー正統ジオン軍は、まもなく相まみえる。


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  1. 2013/11/25(月) 20:31:41|
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