銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第二十六回「核・中枢」

ジオン公国総帥、ギレン・ザビが全地球圏に対して声明を発した。

「我々は南極条約で禁止されている核攻撃をおこなった。
なぜか!
それは無思慮な連合側が南極条約で禁止されている核運用モビルスーツを先に生産したからである。
コロニーに対する核攻撃を防ぐために。
我々は不本意ながら核攻撃を決断した。
ゆえに我々はサイサリスのいる場所にしか核攻撃をしていない。
これは宇宙に住む人々の自衛のための攻撃なのだ。

見よ、この惨状を。
人類は戦術核など使ってはいけないのだ。
我々はジオン公国は現在生産中も含め。
4発の核バズーカの廃棄をする用意がある。
すべての陣営に対し。
南極条約の再度締結を提案する。」

画面の中で湧き上がるジーク・ジオンの連呼。連邦軍本部・ジャブローのほの暗い部屋のモニターでそれを見ていたゴップ提督はめずらしくカモミールティーを口にしつつそれを見ている。傍らには、エゥーゴのリーダーであるヘンエンが座っている。トップ会談である。

「どうかね。率直な感想は」

ヘンケンが連邦軍の女性軍人に緑茶を頼んでいる背中にゴップが問いかける。

「え?ああ、虫のいい話でしょうな。保有している核戦力で言えば、この連邦軍が他を圧倒していることは承知の上でしょう。開戦後にABC兵器に質量兵器を惜しみなく使っておいて南極条約、そして今度もこれですからな」

ヘンケンも外交慣れしてきている。だが、妻が健康を考えて勧めたグリーンティーという飲み物には未だに慣れない。しかし、命に変えても妻は裏切れない。ゴップは小さくため息をついた。

「こっちも、戦略核が使えるのならね」

間が空く。ヘンケンはゴップの次の言葉を待った。鳴り物もなく、ごく機密裏に行われている会談ではあるのだが、議題からして無論地球圏の命運どころか人類の命運を左右しかねない。ゴップは言葉を選ぶように続けた。

「そうしたらアレは質量兵器の乱打でしょうな。人類は本当に滅びてしまう。まったく、狂気の沙汰だ」

ヘンケンはゴップの表情を読み解けない。この時、エゥーゴのグラナダは正統ジオンの核を含めた猛攻により陥落しようとしていた。宇宙(そら)に集結を続けている連邦軍は未だ動かない。

「受けるしか、ないでしょうな。狂気の独裁者が人類を滅ぼすのを避けるには」

ゴップの白けた表情にヘンケンはただうなづく他はないが、しかし苦い。ヘンケンは緑茶がやはり苦手だった。
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  1. 2014/01/07(火) 20:47:10|
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