銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第三十二回「黒い雨」

アフリカ大陸に、三回目となる核の業火が降りかかった。ジオン公国軍は核兵器を惜しみなく使い、非核協定を提案し、自ら取り下げ、そしてまた使用した。

キリマンジャロ基地のMS格納庫でシロッコは声を上げる。

「私のメッサーラの準備はできたか!?」

整備士が恐る恐る答えた。

「あのぅ、申し上げにくいのですが…」

「なんだ、時間がない。簡潔に述べよ」

「メッサーラは宇宙専用機です」

「・・・・・」

キリマンジャロ基地に、暗い沈黙が訪れたのだった。


同じ頃、やはりジュピトリス軍のマドラス基地が陥落した。ここでも虎の子のサイコガンダムがアンの乗ることも叶わず核の業火に消える。

それをエンドラのブリッジから遠目に見たギレンは笑みを浮かべつつ呟いた。

「ふふ、たわいもない」

傍らにいたガトーが応じる。

「は、ジオンの勝利に間違いないかと」

ギレンは片眉を吊り上げた。

「この戦いのことを指しているのではないよ。少佐」

「?」

「連邦だ。我々がジュピトリスとの戦いで損耗し、これを占領して地上で生産を始めるまでの一瞬こそが彼らの最後の勝機だったのだよ。エゥーゴはネオジオンに任せ、連邦は今この時に我々の背中に駒を進めて勝者の如何を問わず、マドラスキリマンジャロ両基地を制するべきだったのだ。我々の地上戦力はまだ薄いからな。だが…」

黒い雨がアフリカに住む生き物たちの上に降り注ぐ。

「もう、遅い」

思わず誰もが目を背けたくなる眼下の凄惨な光景から、決して目を背けないのがギレンの矜恃だった。


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  1. 2014/02/17(月) 19:40:28|
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