銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第三十三回「エゥーゴ滅亡」

爆発 爆散。煙。

エゥーゴ最後の拠点、北米のキャリフォルニア基地は広大な市街地に隣接している。基地そのものもアマゾンの地下に広がる連邦軍本部・ジャブローを除けば地上で最も大きい。

爆発。怒号、はげしい雨。

未だかつて、人類が経験したことのない規模の大量の機械人形同士の決戦。キャリフォルニア市街地のさらに郊外に広がる平坦な耕作地帯はまさにその舞台となり爆煙を上げて耕されていた。守るエゥーゴ側のMS約70機余り。攻める連邦側が約90機。

閃光。爆発。炉心溶融。

三日三晩、その正面衝突は続いた。

そして…

「勝った、のか…?」

傾いたビルに擱座したクインマンサを寄せたアムロが、コックピットから出て朝日を手で遮りながら言った。四日目の朝である。アムロはここに誘いこまれ、猛烈な実弾の集中砲火を浴びてしまった。あの死神の仕業なのか。それとも、ヘンケン・ベッケナーの最後の反攻なのか。生きているのが、奇跡だった。

「いつになったら終わるんだ。この戦争は」

痛む左手を庇いながら、ひとりアムロは瓦礫の端に腰かける。

ひとつの戦いが終わり、応急処置を済ませてのち助けを求めようと通信機器のスイッチを入れた時、そこには驚くべき映像が配信されていた。映しだされたゴップ提督はキャリフォルニアの戦いが始まる直前にジャブローへと帰還している。



「「…このようにジオン独立勢力の戦術核の使用は条約違反に他ならず、また人類の生存しうる環境とあらゆる生存生命への重大な挑戦であります。故に、地球連邦政府はこの暴挙に対して断固たる対応をすることに決定し、ここにジオン独立勢力のこれ以上の非人道的大量破壊兵器の使用に対しては連邦政府軍の保有する対宇宙戦略核ミサイルによる報復措置を行うことを宣言します」」

全地球圏への放送だ。これで人類は、その滅亡へのトリガーに指をかけたことになった。アムロは言葉が出ない。

即応する形でもうひとつの通信が発せられる。ギレン総帥。

「「ジオン公国総帥、ギレンである。地球連邦軍によって行われた先の欺瞞に満ちた放送にお答えしよう。まず、我々が行った全ての核攻撃は、地球連邦軍開発のガンダムタイプのモビルスーツが装備した核弾頭によって…」」

アムロはアームパネルを持っていた手が震えていることに気づいた。彼はついさっきまで、戦争の主役だった。しかし、いまアムロのはるか頭の上でその終わりが始まっていた。雨は、強まっていく。

「「…よって、地球連邦政府による卑劣な戦略核攻撃が行われるならば、我々は間違いなくそれら全てを迎撃し、かつ直ちに質量兵器による無差別攻撃を持って報復することを宣言しよう。以上である」」

宇宙世紀0080年。人類は間違いなく滅びの一歩手前にいた。
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  1. 2014/03/03(月) 19:51:59|
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