銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第37回「カドゥケウス作戦」

幾度目のものだろうか。核の華が開く。

宇宙要塞ソロモン。この一連の戦争で数えきれないほどの戦いの舞台となったこの地に、またひとつ、歴史の傷跡が刻まれる。

連邦の先鋒が焼かれる。核。異常爆轟。無言の悲鳴が真空の戦場にこだまする。

「止まらぬ」

アナベル・ガトーは速やかにそれを見てとった。戦士として駆け抜ける狂気なる欲求を、兵士として任務を果たす理性がおし留める。いや、行いとしては兵士としてのそれの方がはるかに狂っているか。ガトーは時折独り自嘲する。

「止まらぬ」

それは押し寄せる連邦の部隊に言った言葉だったが、己自身にも言い聞かせたことだった。


対する連邦。アムロ・レイは慣れた感じで無数のサイコミュを操る。

「終わらせなきゃ。こんな戦争!でないと人類は!」

連邦も移動核砲台たるMSサイサリスを保有していたが、使用を取りやめている。これにより、宇宙地上問わず民衆の支持は連邦に傾いていた。しかし、勝たねば意味がない。アムロは棘のある殺意敵意を操り敵を落とす。

「次!あいつは!?」

はるか遠方。立ち上る影。

「あんな奴がいるから!」

一閃。ジオンのサイサリスを仕留める。そのまま戦いは止まず乱戦に突入していく。虚空に満ちる悲鳴は生ける者たちを狂気に引きずりこんでいく。


地上、キリマンジャロ。大規模戦闘はこちらでも起きていた。連邦の反攻作戦「カドゥケウス」である。ジオン・正統ジオンの連合に押される一方だった連邦の乾坤一擲の逆転策だが、実行前から連邦内にも批判は多かった。この作戦のためにかき集められた戦力は相当なものだったが、そのために薄くなった隙をジオンに突かれオーストラリアのトリントン基地を失っている。

連邦のとった戦法は、包囲だった。数がモノを言う。

ヘンケンは百式のコックピットで受話器を取る。インカムは苦手だった。

「あー、無線封鎖中じゃなかったか?うん、了解」

わざとか?ミノフスキー粒子の濃度は濃い。乱れた画像・音声。密林にあわせた色にペイントしなおした百式にて潜むヘンケンに、今の通話は必要だったのか。やりづらさは感じる。

「いずれにしろ身つかるのは時間の問題だと思うんだがな」

大気を震わせて滑空してくる百合が三機。連邦のキュベレイ。

「やられる前にやる、か」

メガランチャーの充填は完了している。引き金を引くタイミング…

「熱い」そう呟くのと同時に重い光柱が空を貫いた。

それはキリマンジャロの戦いの開戦の合図となった。
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  1. 2014/06/02(月) 18:06:10|
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