銀河帝国

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ガンダムディプロマシー第38回「終わりの始まり」

ソロモンでの戦いは連邦が押し続けている。ヘンケンは口をへの字に曲げた。

「悪いなぁ。どこを見ても目も当てられない」

サダラーンのブリッジで戦場を俯瞰しつつ言う。ジオンは押されている。連邦のサイコマークツーは圧倒的であり、そのIフィールドの守りもあり止めようがなかった。

「う〜ん」

腕組みをしつつ考える。特に名案は浮かばない。既にソロモンの外壁にまで取り付かれた。部下から悲鳴のような報告がくる。

「なんとかしてください。将軍」

金髪の美人さんがキツイ調子で迫る。

「いや、なんとかしてと言われてもな。これはもう、事実上終わった戦いなのだし、手の打ちようもないのだ」

不穏な空気が漂う。美人さんが叫ぶ。

「現時刻を持って、ヘンケン・ベッケナー提督の職務怠慢を理由として、指揮権を剥奪します!アンドルディース全速前進!」

負けじと叫ぶ。

「馬鹿を言え!勝ちを台なしにする気か!?アンドルディースそのまま!一歩でもアレに近づいてみろ、ただでは済まないぞ!」

ブリッジ上部の光学モニターではアムロ・レイという荒ぶる神が紫色の巨大モビルアーマーで猛り狂っている。

金髪はミニガンをヘンケンに突きつける。

「どういうことですか?説明を要求します」

「…時計を見たいのだが。パープルトン中尉」

ニナは怪訝な顔をしつつもうなづく。

「あと、15分だ。俺を撃ち殺すのなら、その後でもいいだろう」

ヘンケンは振りかぶり、何事もなかったかのように指揮を続けた。



地上、キリマンジャロ。つい先日までヘンケンが指揮をとっていたこの戦場で、サンダースJrがやはり地上の武神として猛威を振るっていた。

「次!」

サンダースはニュータイプではないので、サイコミュは極めて限定的かつ有線でしか使えない。それを補ってあまりある基礎戦力、その活用法をサンダースは熟知していた。

爆発。直撃。だから、何。

敵のマッドアングラーから放たれたミサイル攻撃を、サンダースはサイコマークツーの装甲の厚い部分で受け流す。そして踏み潰す。まるで怪獣映画の中にいるようだった。ガザDを鷲掴みにし、投げ飛ばす…変形し、拡散メガ粒子砲を放つ…

「この機体は協力だ。だが」

連邦の歩兵が携行対MS兵器を撃ってくる。足の裏で受ける。

「何か…誰かがっ…いるっ」

踏み潰す。戦争。戦場。死。

「女?」

狂気にはとらわれまい。サンダースは己に課せられた任務に意識を集中しようとした。



そしてソロモン。13分が過ぎた。

アムロのそれを含め、連邦の主力部隊がソロモンへと取り付きその宇宙港へ集結した。そこで、戦火が収まる。

「えっ、負け?」

狐につままれたように、アムロは硬直する。どうしていいかわからない。後方にいた連邦の全ての艦船がジオンに沈められたのだ。これでは、補給はもちろんソロモンを占領することもできない。戦いは、アムロの埒外で決まってしまった。じきこの巨体も短い活動限界に達する。この時、トリントンに続いて連邦のキャリフォルニア基地もジオンにより失陥していた。無防備のハワイにもジオンの部隊が迫っている。

「作戦失敗か。終わったな。連邦も」

しみじみと、そう思うのだった。
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  1. 2014/06/10(火) 19:02:54|
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