銀河帝国

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「政府債務は自分自身への債務であるがゆえに、問題ではない」という議論

「国の借金は、国民の間での借金である。自身で自身と貸し借りしていることになるので、何ら問題はない」という議論がかつて繰り返されていた。そこでは、財政赤字な兄弟間の借金にたとえられ、家族のなかで暮らし向きが良くなる人と悪くなる人がいるにしても、全体としての家族の厚生が変化するわけではないことと同様に考えられていた。すなわち政府支出が政府債務によりまかなわれるならば、たしかに世代間で資源の移転は起こるが、この移転があってもアメリカ国民全体の購買力に影響は及ばない、という主張である。
しかしいまでは、上のような議論には三つの点で誤りがあるとされている。第一に、たとえ自分たち自身から借り入れた債務であったにしても、すでに学んだとおり、債務は投資に影響を及ぼし、さらに将来の賃金と生産性に影響を及ぼすからである。第二に、現実を見ると、アメリカは自国民から借り入れている訳ではなく、海外からの借り入れをつづけており、外国人への債務が累積している。国が資産を上回って支出をつづけるときに起こる結末は、家計が収入を上回る支出をつづけたときと何ら変わるところはない。いずれにしても、大量消費のツケは返さなければならない。すなわち国の過剰消費のツケは、将来世代に回されるのである。
第三に、債務の利子を支払うということは、単純に考えてもその分だけ税金の上昇を必要とし、税金は経済に歪みを引き起こし、労働と貯蓄の動機を弱めることになる(ただし、この効果の量的な大きさにかんしては、経済学者間で意見は一致をしていない)。
-スティグリッツ「マクロ経済学」第14章財政赤字より
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  1. 2015/06/15(月) 21:28:45|
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