銀河帝国

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【ガンダム】人は悲しみ重ねて大人になる

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第三十ニターン、一月中旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、オデッサ、マドラス、ベルファスト、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、リボー。(ルナツー降下によりジャブロー消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、フォンブラウン、ソロモン、サイド7、グラナダです。
(前回まで)
※※※※※※※※※※※※※「待って!行かないでよお義父さん!!」
行く手を両手を広げて遮ろうとする小さな義息に、木星宙域制圧戦の英雄シャリア・ブルは微笑みを浮かべしゃがみこんだ。優しく手を頬に当てて言う。
「ありがとう。そしてすまない、パプティマス。義父さんは行かなくてはならない」
「どうしてさ!僕をひとりぼっちにしないでよ!義父さんが行くなら僕も行って戦うよ!!」
「いいか、よく聞きなさい。男には…どうしてもやらなければならないことがある。パプティマスも大きくなればきっとわかるはずだ…そう、パプティマスに任務を与えよう。おまえにしかできないことだ」
「任務…?」
「そうだ。私が大切にしている机の引き出しに、何枚かの図面が引いてある。いずれも、木星の超重力圏でのみ精製可能な物質を使ったモビルスーツだ。あれらを早く完成させて、私を助けに来て欲しい」
「そうしたら…義父さんと一緒に?」
「ああ、一緒だ。離れていても、私の心はいつもパプティマスのそばにある」
親子は、固く抱きあった。

…夢。否、回想。
シャリア・ブルは宇宙用重MS「リック・ドム」のコクピットの中で義理の息子との別れを思い出していた。おそらく、生きて二度と会うことはないだろう。最後に言い残した言葉、「男は、女のひとと幼いものを守るもの」だという教えを覚えていてくれるだろうか…亡くなった妻にはなにもしてやれなかった自分を悔しく思う。
「シャリア大尉、どうか」
「順調です。全てシミュレーション通りです」
薄赤色の「ガンダム」が平行し通信をよこす。サイド7に残った連邦の部品にジオンの技術を組み合わせてようやく完成した機体と聞く。赤い彗星…信頼できると感じる。
「打ち合わせた通り、我々はララァのサポートに入る。メインキャリアに敵を近づけさせないよう護衛する戦いだ。正面は私がやるから、大尉は友軍機を指揮して側面と後方をカバーして欲しい」
強力だが味方との通信に難がある機体らしい。味方の指揮か。シャリアはそういった実戦経験には乏しいが、不思議と自信はあった。
「やってみましょう」

ジオン軍近地球圏軌道艦隊から、サイド6宙域へと急行するさなかの会話である。今頃は、軌道艦隊は西欧及び東欧への降下作戦を開始していることだろう。
地上で、宇宙で。ジオンの大反攻作戦の幕開けである。

先攻は、サイド5ルウム宙域にて連邦を撃ち破った総帥直率のジオン艦隊からだった。正立方陣で堂々と進む。ジャミトフ率いる連邦艦隊と激突した時には底面を敵側へと向けた低い四角錐の陣形をとる。その頂点にはギレン総帥座乗のドロス級空母‘ダス・ライヒ’が威容を見せていた。この遠征が終わった時、サイド6コロニー群はオストラントと名を変えジオンに併合されることが決まっている。レファレンダムの投票率得票率まで既に決まっているのだ。

が、連邦が正面中央から押す。

ジオン主力の新型機に新兵が多いせいもあった。総帥眼下に士気は高く激しい戦いになるも、徐々に連邦の新型ガンダムらが戦果を上げ戦線を崩し始めていた。

しかし…

「なんだと!?一体どこから沸いて出たのだ!」
サラミス級艦バリクパパンのブリッジでジャミトフは吠えた。北天・上方と、南天・後方から敵機来たる。戦闘半径まで約二分…ジャミトフは直ちに眼前のホワイトベースらに前進を下命しつつオペレーターを問い詰める。地球方面からのジオン艦隊はまだ来ない計算のはずだったのに。
「警戒目標消失。おそらく、デコイをつかまされた模様です」

連邦を上下から挟み打つ青赤二色のガンダム。続くビグ・ザム、エルメス、リック・ドムたち。壊乱していく連邦を引き裂きながら、シャリア・ブルは(このチームならば死ななくて済むのではないか)と思い始めていた。
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  1. 2008/04/28(月) 03:52:17|
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