銀河帝国

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【ガンダム】ランビエの絞輪(前編)

現在非営利で運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第四十二ターン、四月中旬の戦闘です。
連邦の保有基地はハワイ、トリントン、マドラス、キャリフォルニア、ペキン、キリマンジャロ、ベルファスト、???。(ルナツー降下によりジャブロー消滅。ソーラレイによりオデッサ消滅)

ジオンの保有基地はズムシティ、ア・バオア・クー、サイド7、グラナダです。(ソロモン降下中)
(前回まで)
※※※※※※※※※※※
 ソロモンが地表へと向かっている。ジオン公国軍はその持てる全軍を当該戦域へと集結させつつあった。アムロ・レイ駆るNT2の猛攻により敗退し、司令官ドズルを失ったサイド6方面軍もまたソロモンの防衛へと向かい、ミライ・ヤシマ司令はこれを追撃する決断を下す。

 刻の過ぎるのが、もどかしく思えた。

 ドロス級旗艦、ツィタデル・ツヴァイのブリッジの窓から遠く地球に目をやっていたシャアは、振り返ることなく副官に問う。
 「連邦をどうしても振り切れんか」
 「ハッ!このドロス級はいかんせん巨大でして…」
「ここは宇宙だ。質量の大小は関係ないはずだが?」
「ハ、しかしすでに補給は残り少なく…」
壮年と言える副官がしどろもどろになる中に、幸運にも助け船が入る。若い、艶を帯びた女性の声。
「もうその辺にしてあげたらどうです?大佐?」
クスコ・アル中尉。コノ場が楽しくて仕方がないという風だ。彼女は、シャアが先の戦いであえてドズルに弱気を見せ、アムロ少年とNT用ガンダムとの戦いを避けたことを知っていた。その結果が、シャア・アズナブルという男の予想通りに終わったことも。
 シャアは、未だ振り返らない。
 「中尉、いつも言っていることだが…」
「勝てる時に戦え、でしょう?でも、そんな時は来るのですか?」
 シャアは目の端に何かを捉え、わずかに微笑する。
「来るさ。来てもらわねば困る」
シャアは振り返らない。
 
二機のアレックス。連邦のNT用ガンダム。追撃部隊の先陣をツートップの形で疾走していた。少し前にはあの巨大空母がわずかな護衛艦と共に、ソロモンへ向かうコースから離れサイド3へと向かうコースへと分離したのを確認している。もちろん、地球とソロモンの方角へと向かう敵のみを追い続ける。
「答えて下さい、セイラさん。ララァは生きているんでしょう?」
「アムロ、今は目の前の敵のことだけを考えて」
「戦いが始まる前からずっと聞いているじゃないですか。セイラさんは知っているはずなんだ」
「なら、アムロも分かっているはずよ。私が何も言わなくても」
「ニュータイプがそんなに便利にできていないこと、セイラさんなら…」

敵艦のビーム砲がガンダムをかすめる。MS隊の展開も見えてきた。直線距離で追ってきたため、味方艦からの支援砲火は望めない。
「あとでまた聞きますよ。だから死なないで下さいね!セイラさん!」
「ええ、わかったわ、アムロ。あなたも」
カイに散々に冷やかされても、アムロはお守りの類いは身につけていない。

 濃密な光束。赤い奴のビームファランクスだ。アムロもカノンを放ち探りを入れる。この気魄。陣容。先の戦いではなぜか姿を見せなかったジオンのNT部隊がまともにぶつかってくるようだ。

 (簡単には抜けないな。あの人は必ず何か仕掛けてくる)

残りの敵は散開して後方の味方と戦うようだ。ニュータイプとニュータイプの戦いか…(それなら!)

シールドを構え、マッチ棒の体制でフルスロットル。一気に距離を詰める。時間はないのだ。
「うわぁぁあっ!」
「むぅっ!」
R-GDの黒赤色の盾が切り裂かれ、二機のガンダムは刃を交える。続けて三撃。
「ううん。ニュータイプでないにしても、いい機体に見事なパイロットだ。惜しいな」
「何をいまさら!」
さらに刃を交え、三撃。だが軽くいなされる。
「アムロ君。私の同志になりたまえ。君の力が欲しい」
「このっ!」
アームガンを撃ち込む。だが、赤い機体の残像だけが虚しく揺らめく。

「いまの私には君は倒せない。だが、負けない戦いくらいならできる。そしてそれはこの場合、君たちの負けを意味する」
跳び退くシャアを追うアムロ。だがその躍動と思念はクスコ・アルのゲルググの射撃によって弾かれてしまう。さらにシャアのファランクスが重なる。数枚のチョバム・プレートが剥がされたながら回避に努めていた時、アムロは己が捕らえられたことを知った。
「な、なに…ぐあぁあぁっ!」
新型MA、ヴァルヴァロのプラズマリーダーである。シャアはこの機体が来るのを待っていた。
「性に会わないねぇ、このトンガリは。相手のコクピットでも見えれば別なんだろうけどねぇ」

「うわああああっ!!」
シーマ・ガラハウの不適な哄笑を感じながら、アムロは己の驕りを悔いていた。

一方、セイラはアナベル・ガトーに足止めされている。
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  1. 2008/07/14(月) 01:25:55|
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