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【政治】選挙と政治と絶望と

『いまかりに、国民のとあるグループから、ある特定の項目について、新たに財政支出を増やすような要求があっとしよう。もしそのとき、均衡財政の鉄則が杓子定規に守られているとすれば、政府は次のように答えればいい。すなわち、「カネがありません。どうしてもあなたがおっしゃることをやろうとすれば、増税が必要になりますが、それでもいいですか」-と。増税を好む人はいないから、ただちにそのグループは、みずからの要求を引っ込めるにちがいない。
膨らむ財政支出を財政赤字すなわち公債発行によってファイナンスする方法は、少なくとも短期的には、誰の懐も痛まない安易な方法だから、誰しもその誘惑には負けやすい。ところが、いったんそれに頼ると、まさしく麻薬のように、その誘惑ときっぱり縁を切ることは、なかなかむずかしくなる。この状況下では、財政規模はつねに肥大化のプレッシャーがかかり、財政赤字は恒常化しやすい。ひとたび「均衡財政」の鉄則を破ったが最後、あとはまさに一瀉千里である。
しかも、そこへ加わるのが、大衆民主主義の悪影響だろう。ケインズ主義にしろ福祉国家にしろ、その具体的な施策の決定は、真空のなかでではなく、現実の政治の場で行われる。ところが、いまでは大多数の国ぐには大衆民主主義を採っていて、そこでは、政治家は選挙民すなわち大衆によって選挙される。
政治家の最大の目標は選挙における当選だから(ある政治家は、「猿は木から落ちても猿だが、政治家は選挙で落ちたらゼロである」っいったそうである)、この目的を達成するために、立候補者たちがあらゆる手練手管を使うのは、当然のことだろう。他方、個々の選挙民が、遠い未来の全体の利益よりも、現時点での自己の利益を優先するのは、これまた当然のことである。
そこで、政治家は選挙民に対して、きわめて短期的かつ個別的な視野から、最大の「便益」を供与すること(「なんでも政府がやってあげますよ」)と、そのために要求する「負担」は最小にすること(「税金は引き上げません、むしろ減税します」)とを、しきりに「公約」する。つまり政治家は、大衆に「迎合」することにこれ努める。したがって、財政規模の肥大化と財政赤字の恒常化とは、たんに必然の帰結にすぎないだろう。』
-飯田経夫著PHP新書「経済学の終わり」

三浦が、小泉安倍福田の三政権を支持してきた理由。民主党を蛇蝎のごとく忌み嫌い、「オールドケインジアン」麻生政権をさほどに支持できない理由は、まったく上の通りです。

言ってしまえば。

日本人は麻薬中毒者だと見ているのです。

一刻も早く目を覚ませと。

福田退陣による三浦の絶望は、こういうことです。
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  1. 2008/10/20(月) 04:07:21|
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