銀河帝国

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【WIZ】プレストーリー

エセルナートという世界にトレボーという王がいた。
王の偏執的なまでの征服欲の犠牲になった人々は彼のことをこう呼んだ。‘狂王トレボー’と。

その狂王の時代から数十年が過ぎた。王と、王の宮廷魔術師であったワードナとの争いも、もはや過去のものになり当代の王ツヴェドリによる穏やかな治世が続いていた。

しかしあるとき、王は一夜にして変わってしまった。

呪苻により魔物たちを召喚する技を身につけた王は、かつての狂王のように軍隊を集め武器を量産し、そのために必要な重税を民に課してリルガミンの街は嘆きの声とツヴェドリ王が召喚した魔物たちで満ちた。魔物たちは好き放題に殺し、犯し、奪い、破壊した。魔都と化したリルガミンで人々は変貌した王を指しひそかに噂をした。‘狂王の再来だ’と。

しかし、ほどなく王は魔物たちとともに姿を消す。リルガミンの人々はしばらく唖然としていたが、僧院に一人残されていた王女デメテルが見つけだされ即位をすると、街は急速に平穏を取り戻すのであった。

それから、一年の月日が流れた…


リルガミン王宮の朝。国の実務を取り仕切る宰相ゼフロスは、いつものように早朝から執務を始めようとしていた。そこへ、侍女の一人が息を切らせて転げんばかりに走り込んできた。

「一体なにごとですか」

ゼフロスは椅子から立ち上がり侍女に目を向けた。長身だが、その銀色の髪も同じくらい長い。伊達眼鏡を愛用しているが今朝はまだ執務机の上に置かれている。侍女は、呼吸を整えるとやっとのことで言葉を口に出した。

「た、た、大変です宰相様。女王様が、女王様がどこにもおられないのです!」

「なんですって!?」

普段取り乱すことのないゼフロスも、あまりのことに驚きの声を上げた。侍女は続ける。

「そ、そして女王様の寝室にこれが…」

侍女は一枚の羊皮紙をゼフロスに差し出す。その紙にはこうあった。

『まもなく余はこの不完全な世界を偉大なるワードナの魔力を借りて完成させるための聖戦を始める。我が祖先トレボーがほどこせし三重の封印が解ける日は近い。臣下臣民はその輝かしき時のための準備を怠ることなきよう布告する。-追記 娘の身柄は父親が預かる』

「これは…」

ゼフロスが考えをまとめる前に、今度は衛兵が走り込んできた。

「閣下、宝物庫内部が何者かによって荒らされ、伝国の宝具数点が奪われております!」

「な…まさか…では」

「はい、宝珠も杖も…護符もです」

そこまで聞くと、ゼフロスは決意した表情で歩きだした。

「ゼ、ゼフロス様!」

「隣国との停戦はまだ不確かで、正規軍は使えない。…冒険者たちを集めよ!女王様がかどわかされたのはワードナが築き自らが封印されたあの迷宮に間違いない。廃狂王の野望を阻止し、女王様をお救いしたものには多額の報奨金と望みの地位を与えるとな!」

かくして、再び全土から冒険者が集められたのだった。
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  1. 2009/01/24(土) 21:39:26|
  2. ワードナ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

「問い」と題したエントリーが失礼にあたるというコメントをいただきました。まったく意図しない素朴な問いだったつもりですが、その通りだと思いましたのでエントリーを削除することに致します。
不快に思われた方などおりましたらお詫び申し上げます。
  1. 2009/01/25(日) 02:43:54 |
  2. URL |
  3. 三浦介 #-
  4. [ 編集]

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