銀河帝国

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【WIZ】第6話「続、勇者ラリア・オーズド」

冷や汗がラリアの額を流れる。

ラリアとシア、アンディーの三人は、ダークゾーンのエリアの中心部を探索することにした。肌をなぞるような冷気を感じたその時、音もなくそのおぞましい存在が現れたのだった。

「気をつけろ!」

不意討ちに近いその冷たい手ならぬ手をラリアは反射的に避ける。
手ならぬ手?ラリアにはその実体は見えなかった。ただ、その青白い双眼の光をかすかに宿す亡霊がまとう擦りきれたローブが不意に伸びてきたのだ。頬の真横をかすめる感覚。

まずい…

バトルアックスを構え直すものの、黒いローブに見えぬ姿。視界が悪すぎる…目の端に左を見ると、シアはバブリースライムと戦っていて余裕がないようだ。アンディーの姿は見えない。

まずい…

ラリアはあえて冷たい幽霊がいるとおぼしきあたりににじりより、すれ違いざまに一撃を当てながらもつばを飲み込んだ。
訓練所で得た知識によると、アンデッドの中には「エナジードレイン」という生気を吸いとる攻撃をするものがいて、それを受けると熟練の冒険者でも力を失うことがあるという。たが、もっと悪いことに、駆け出しの冒険者がこれを受けると魂を全て奪われ、「消失」してしまうことすらあるというのだ。そして、アンディーとシアの二人はまさにそれだったのだ。

覚悟を決め、ラリアはさらににじりよる。射すような冷気を感じる。そうだ、こっちに来い………!ぐっ!!

振り向きながらにラリアが後ろ斜め上に振り降ろした刃が冷たい双眼を切り裂くのは、亡霊の手がラリアの肩を捕らえるのとほぼ同時だった。
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  1. 2009/06/06(土) 12:41:49|
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