銀河帝国

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【WIZ】第七話「迷宮に棲まう者」

リルガミンからはるか東の島国、フソウの国。イーストエンドとも言われるその地で、その地位をダイミョウと言われている一人の領主が姿を消した。

その名をマサカド・カガミ。
エネフィム・カガミの父であり、ソラ・ミツルギの父の主であった。
マサカドが出奔した、その次の夜からカガミ家の館は何者かにより火が放たれ三日三晩燃え続けたという。親族でただ一人だけ、エネフィムだけが難を逃れ生き延びたものの、その家は取り潰されカガミ家の名は地に落ちた。

お家の再興。

エネフィムは、わずかに残る父親の目撃証言を追いこのリルガミンへとたどり着いた。父親の生死を確かめないことには再興も難しい。その真意も。途中で志を近くする魔術師や盗賊と会い合流した。中でもアンドリューという男はこの迷宮に詳しい知識があるらしい。この迷宮にこそ、マサカドはいる。エネフィムはそう確信していた。

「エネフィム様?エネフィム様ですか?」
「ソラか…久しいな」
リルガミンの町中で、東国生まれの二人は再会する。
カガミ家が無くなり、仕えていた家臣団の多くは新しい領主に従ったが、ミツルギの一族はカガミ家に忠義を立てむしろ農家となった。ソラにとりエネフィムは旧主筋ということになるが、まさかこんな西国で会うことになるとは思ってもみなかった。ソラは、志というよりは口減らしで(自分から)家を出て冒険者となった方だ。
二人はややしばらく、フソウの旧カガミ家領の話で(比較的静かに)盛り上がった。

その、すぐ近くの街角。
刺激的な露出をした女戦士のことを、そっと覗き見ている盗賊がいた。二人も。
「たまんねぇなぁー!」
「たまんねぇでゲスな!」
初対面だが、息が合っている。ソラの連れであるトール・ワタギと、エネフィムの連れのトンズラーである。なかなかの色男とブ男のコンビだ。
「あれ、隠れてねぇじゃんか」
「いや~あのサイズの爆乳をしまえるプレートアーマーはなかなかないでゲスよ。あるとすれば…」
二人は顔を見合せた。
「「プレートアーマーおっぱい+1」」(笑)
そこにふと後ろから声がかかる。
「なぁに町中でバカ言ってるの?」
ソラやトールとパーティーを組んでいるエルフの魔術師、リン・フォルトゥーナである。比較的天然系でトラブルに巻き込まれやすいソラや、女好きでトラブルに首を突っ込みやすいトールのお目付け役を果たしていた。だが彼女自身はむしろそれを楽しんでいる感があった。
「え?いや、これは…」 後ずさるトールに対して、トンズラーの方は逆にリンに近づいていく。
「お姉さんもかわいいでヤンスねぇ~え!」
トンズラーは、リンのさらに後ろから、冷たいアンドリューの視線を感じた。 「トンズラー、お前もここで何をしているのだ?保存食は買ったのか?」
「あ、いや、まだでゲス。すぐに買ってくるでゲスよぅ」
二人の盗賊は慌て走り去っていく。アンドリューは小さくため息をついた。
「やれやれじゃ。先が思いやられるのぅ」
口調は年寄りのようだが、金髪の貴公子然としたアンドリューに、リンは振り向いて話の続きを始めた。
「それで、本当にここの封印の迷宮にポレがいるのね?」
「ああ、間違いない。かすかにだか、中であヤツの邪悪な魔力を感じた。お主のいた森を焼き払った男は迷宮の中におるよ」

そして、逃げ去った二人の盗賊は、買い物の最中に迷宮の中に「ルサルカ団」という盗賊団が棲まうという情報を得ていた。

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  1. 2009/06/12(金) 18:30:24|
  2. ワードナ
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