銀河帝国

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【WIZ】第八話「盗賊対盗賊」

ベルナルド・ポレヴィック・カースドール。又の名を‘凍師ポレ’という。カースドール三姉妹の父親であり、狂魔王ツヴェドリの時代のリルガミンの宮廷魔術師である。冷気の術を得意とし、彼の唱えた大凍(マダルト)の呪文は燃え盛る森を一瞬にして凍らせることすらできたという強力な術師である。彼もまたツヴェドリ王と共に一夜にして姿を消しており、三姉妹はこの迷宮に父親がいるものと考えていた。

父親がいなくなって、初めてわかった膨大な額の借金をなんとしても本人に払わせなければ。

何不自由なくワガママ奔放に育ってきた三姉妹の、ある日突然屋敷を差し押さえられ冒険者に成らざるを得なかった三姉妹の、一致した考えである。

だがこの姉妹はケンカが絶えない。

ホビットの盗賊、リエコ・カースドールが叫ぶ。
「こんなことになるからいきなり階段降りたくなんかなかったのよ!どうしてくれんの!!」
地下二階に降りてすぐ、リエコたちは大量の盗賊たちに囲まれていた。リエコは反対したのに、人間のミホ・カースドールに押し切られてしまった
「ソーコちゃんがあの変な沼で死んじゃったせいで!おまけに女の子になっちゃったみたいだしぃ!!なんなのよ一体!!」
カースドール三姉妹のパーティーには戦士がいない。だから盗賊のヒトミが一番に接近戦を戦うことになる。今回は相手も盗賊とはいえ、数がおおい。

パタッ…パタパタッ…

と、そこへミホの唱えた睡眠(カティノ)の魔法が効き、五人ものローグたちが眠りに倒れる。しめたっ!と思った瞬間、ヒトミは背中をダガーで切りつけられてしまう。
「い!」
姉貴のばか…ソーコちゃんのばか…親父のばか…リエコちゃん…ありがとうっ!
背中の傷が癒えていくのを温かみと共に感じる。僧侶であるリエコ・カースドールの唱えた治癒(ディオス)だ。その後すぐにまたミホがさらに唱えたカティノがうまくいき、残った二人のローグが逃走した時点で勝負ありだった。

戦いが終わり、一息つく。
ゲシッ!

リエコに応急処置をしてもらっているヒトミに、ミホからあしげりがとんだ。
「ほらちびっこ盗賊!あんたの出番よ?」
一息つけない。後衛にいたミホだけは無傷だった。
「痛いじゃない!そもそもお姉ちゃんが無理して地下二階に行くなんて言わなきゃ…」
「あの程度の敵なら、地下一階でも出るわよ」
「うっ」
「地上でおいてけぼりは嫌だって暴れたのは誰?」
「うっ」
「それに、あたしのカティノとリエコのディオスで勝てたんじゃない?」
「ううっ」
「手当ても終わったですぅ~ヒトミちゃんは盗賊のお仕事するですぅ~」
笑顔でさらりと言うリエコが、三人の中でも一番キツい時があるとヒトミは思った。

東と南に木製の扉。
だがそのうちの東側の扉には、「ルサルカ盗賊団アジト」と書いてある看板がかけてあった。いまのやつらはこの盗賊団の一味なのだろうか。

「盗賊団さん、アジトの看板出すなんて自己主張激しいですぅー」

リエコの指摘にヒトミはちょっと吹き出してしまい、ミホはかたまゆをちょっと上げて微笑んだ。
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  1. 2009/06/16(火) 00:33:07|
  2. ワードナ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

訂正。長女で魔術師のミホはエルフでした。
  1. 2009/06/16(火) 12:02:02 |
  2. URL |
  3. 三浦介 #-
  4. [ 編集]

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