銀河帝国

mixiのコミュニティで運営中の自作無料ゲーム「ガンダムディプロマシー」とiPhoneアプリ「銀河帝国」のページです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【ガンダム】大蛇の骸

現在運営中のゲーム「ザ・サード・ルネッサンス・アンド・ウォー」の記事です。第十一ターン、六月中旬の戦況です。

※※※※※※※※※※

推進剤はもう、残り少ない。
「し、小隊長~もう帰還しましょう~」
連邦軍宇宙艦隊の主力が潰滅した宙域である、ルウム。その忌まわしき空間に連邦軍のセイバーフィッシュ‘モーゲンソー’小隊は放り出されていた。

たった、一部隊である。母艦すらない。帰還は生命維持以外の装置、すなわち戦闘や通信などのシステムを落とし慣性飛行を主として行う他ないだろう。誰か味方が迎えに来るとは聞いていない。

もし帰還できれば、だが。

「黙って逃げたザクを探せ!攻撃までは命じられていないんだ、相手もそうなら助かるし、もう敵はこの辺りにいないかもしれん」
隊長は弱気な部下にそう叫ぶ。が、もちろん内心の恐怖を押し隠してのことだ。今の台詞は心からの願いでもある。
「た、隊長っ!」
「なんだ!これ以上泣き言いってると…」
「ち、違いますっ!ばら星雲の方角に敵影多数っ!ザクにムサイに…でっかいのもいます!!」
「な、なにっ、通信を封鎖、全機さっきのマゼランに隠れろ!着きしだい明かりを全部消せっ!」
(こっち来んじゃねぇぞ…)
六機全ての願いである。

エギーユ・デラーズ大佐。親衛隊を率いる信望厚き指揮官である。先の会戦に敗北した彼は今、ジオンが誇るグワジン級弩級戦艦グワジンのブリッジに立っていた。ネームシップであるこの船は本来総帥の座乗艦であり、連邦のマゼラン級に撃ち勝つために建造された船である。あの時この船があれば。だがデラーズの頭にはジオンの勝利と総帥への無限の忠誠しかない。
「勇敢なるジオンの戦士諸君!」
集結した戦力を睥睨し彼は檄を飛ばす。
「我々は待った!地上でも。宇宙でも。だが遂に我々の時が来たのだ!」
大蛇と呼ばれた巨砲の残骸が目の端を掠める。
「もはやためらうことはない!惰弱なる地球連邦を、今こそこのルウムに漂う全ての魂に誓い討ち滅ぼすのだ!!ジーク・ジオン!!」

(ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!……)

音の響かぬ真空の宇宙。だが戦士たちの鼓動は確かに共鳴していくようだった。
スポンサーサイト
  1. 2007/11/20(火) 00:06:30|
  2. ガンダム
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<【外交】さらに拉致問題について | ホーム | 【外交】アメリカと拉致問題などに思うこと>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://foxfire8731.blog119.fc2.com/tb.php/79-f60a88a0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。