銀河帝国

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【WIZ】第三十話「着実な前進」

地下一階、六枚の翼を持つ竜のレリーフの部屋。

迷宮に入ってすぐのこの空間に、ラリア・ノースア・エネフィム・サーファ・トンズラー・アンドリューの六人は来ていた。昇降の部屋を動かす鍵となる宝玉、ブラッドストーンをアンドリューのパーティーは持っていないため、地下三階などの探索やリルガミンへの帰還が難しいことになっていたからだ。この部屋にはクリーピングコインの群れが出現しやすく、ダイトクやレオンたちが始めて「封印の迷宮」に入った際も大いに彼らにより訓練されている。

エル'ケブレス。エセルナートの守護神。
重く厚い空気が伝わる威厳ある石壁の彫刻が広がる。その竜神の表情はにらむ、というより眼前の迷宮への挑戦者を見つめ見定めるかのようだ。
案内するようにラリアが言った。
「ここだよ、アンドリュー」
「うむ。わしらもここは調べたのじゃがなぁ。ほれ、キサマがまともに調べなんだせいじゃぞ?トンズラー」
「へいへい、すまねぇでヤンスよーと」
トンズラーが再びレリーフを調べる。クリーピングコインから獲られた収益のこともあり、意外にも和やかな感じで新パーティーの探索は始まった。

…今のところは。


そのモンスターの一群はみな「グレイブ」という武器を装備していた。戦闘用の「長い鎌」とも言うべきか。アンデッドコボルド六体に、メイジが一人とプリーストが二人。退屈していたヒトミがポキポキと指の間接を鳴らす。
「へっへー☆おっしっごとおっしっごと~♪」
「ヒトミちゃんかわいくないですぅ~」
「…行くぞ」
前衛はヒトミ、リエコ、ダイトクの美女らしき三人組。軽装のヒトミだけでなく、重装備のリエコとダイトクもまた一気に駆け出してアンデッドコボルドの群れをすり抜ける。この犬がいこつたちは直線的な攻撃や前進は手強かったものだが、相手のこういった敏捷な動きには反応が悪い。ほねほねの戸惑う姿があった。
「僕ら強くなったねー?サラぁー」
美女三人組がそれぞれ敵の後衛を仕止めてしまうのを見ながらヤマカゼが言った。
「そうですね。援護の魔法は必要なさそうです」
ヤマカゼはヒトミにエールを送る。ヒトミの方も笑顔で応じる余裕があった。
「地下四階に…最初に到達するのは誰かしらね」
ミホの手の中には、ほんのりと白く光る羽があった。それは地下四階へのひとつの通行証ともいうべきものだった。
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  1. 2009/11/17(火) 21:41:10|
  2. ワードナ
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